2016年5月25日、Leap Motion社は複雑なハンドジェスチャーを認識できるUnityアセットをリリースした。
Unityは、UnrealEngine4とともにVRゲーム開発に対応したゲームエンジンである。
ジェスチャーコントロール技術開発に特化した企業であるLeap Motion社は、このほどサムズアップ(伸ばした親指を上方に向けるジェスチャー)のような複雑なハンドジェスチャーを認識するUnityアセットをリリースした。
「Detectors」と名づけられた機能は、指が伸びているのか握られているのか、指がどの方向に伸びているのか、さらには指が何らかのVRオブジェクトに近づいているのか、といったことを認識する。
Detectorsは、指の複数の状態を認識した後、その認識結果を合成して複雑なハンドジェスチャーを識別する。
例えばサムズアップは、親指だけが伸びている状態と、伸びた親指が上方を向いているというふたつの状態を合成した結果として認識される。
Detectorsには、認識したジェスチャーに何らかの処理を割り当てる機能も実装されいるので、サムズアップを見せると友好の気持ちを示したことになる、というようなプログラミングが極めて容易になる。
Leap Motion社によれば、何かをつかんでいる状態を認識する「grab detector」も近日中にリリースする予定。
「Detectors」機能リリースを告知したleap motionのブログページ
http://blog.leapmotion.com/new-unity-asset-feature-thumbs-detectors/
参照元URL:https://www.vrfocus.com/2016/05/new-unity-asset-release-detects-hand-gestures/
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