クラスター株式会社は、運営するメタバースプラットフォーム「cluster」において、近畿日本鉄道株式会社が企画する「バーチャル近鉄電車」を2024年3月29日(金)14時にオープンすることを発表しました。
【PR】
メタバースならではの体験ができる2つのワールド
鉄道を身近に楽しめるVR空間として、今月29日に「バーチャル近鉄電車」がオープンします。
三重県伊勢市にある宇治山田駅をモデルとしたオリジナルワールドに、メタバースでなければ体験できないコンテンツが用意されています。
公開ワールド
オープン時には、以下の2つのワールドが公開されます。
(1)バーチャル宇治山田
・ひのとり、ビスタカー車両モデル展示
・紹介映像スクリーン(ひのとりの製造工程を紹介)
・行先案内音声放送ギミック
このギミックは、行先と車両種別を切り替えて行先案内音声を試聴することができ、通常だと聞けない音声も試聴できます。
・歴代ポスターギャラリー(過去に制作した懐かしいポスターを展示)
(2)バーチャルひのとり
車内の一部の座席は、ヘッドレストやテーブルカップホルダーなどが設置されていないため、別の場所から各パーツを持ってきて完成する工程を楽しむことができます。
ソース:ニュースリリース(近鉄)
鉄道ファンじゃなくても楽しめる
再現度の高いワールドでは、宇治山田駅そのもののロケーションや近鉄 特急電車の新旧車両を体験することができ、ワールドの見どころになっています。
趣のある宇治山田駅を再現
本メタバースの一番の見どころは、国の登録有形文化財にも指定されている宇治山田駅をモチーフにしたロケーションで、初めて訪れる人にも1931年建設当時の面影を今でも残している宇治山田駅を体験できる空間になっています。
新旧車両をVRで再現
宇治山田駅には、名阪特急「ひのとり」や10000系「初代ビスタカー」が展示されており、その外観を細部まで楽しむことができます。
名阪特急「ひのとり」
深い艶感のあるイメージカラー「メタリックレッド」が特徴の名阪特急「ひのとり」は、「くつろぎのアップグレード」をコンセプトにした2020年から運行されている名古屋から大阪をつなぐ特急電車です。
先進的でスピード感ある車体フォルムと気品のある車両のイメージが再現されています。
VRならではのパズルゲームで車内も体験
「ひのとり」の魅力のひとつである日本初の全席バックシェル付きシートに着目し、『座席』をパズル形式で組み立てるゲームも楽しむことができるようになっています。
▼ひのとり車内パズル【バーチャル近鉄電車】(3月29日公開)
10000系「初代ビスタカー」
近鉄特急のシンボルカラーともいえる、オレンジとブルーの新塗色が採用された最初の電車「初代ビスタカー」は、1958年に運行を開始した歴史ある電車です。
この展示では細部まで再現されており、その趣ある車両を楽しむことができます。
【PR】
「バーチャルあべのハルカス」とも行き来できる
昨年3月に近鉄不動産株式会社とクラスター社がタッグを組んでオープンしている「バーチャルあべのハルカス」とも空間をつなぎ、両空間を行き来して双方のコンテンツを楽しむことができます。
「展望台エリア」からの景色を楽しむだけでなく、ハルカス バーチャルサーキット、エッジ・ザ・ジェットコースター(有料)などのコンテンツを遊ぶこともできます。
参考:「バーチャルあべのハルカス」にサーキットが登場!リアルとの連動も
バーチャルあべのハルカスの17階フロアには近畿日本鉄道のブースもあり、こちらでも車両紹介などを楽しむことができます。
まとめ
cluster上に、近鉄が企画する「バーチャル近鉄電車」が3月29日14時にオープンします。
国の登録有形文化財に指定されている宇治山田駅をモチーフにしたワールドで、名阪特急「ひのとり」と10000系「初代ビスタカー」を体験することができます。
鉄道ファンにも、メタバースユーザーにも、旅行気分を味わいたい人にも楽しめるような細部までこだわったワールドになっているようです。
近鉄は、「今後はコンテンツを充実させ、自治体や企業とのメタバース空間をつなげて、さまざまな情報を発信していきたい」と発表していて、今後についても楽しみなメタバースとなりそうですね。
【PR】
【PR】
Copyright ©2024 VR Inside All Rights Reserved.