米国時間2023年9月27日、Meta社は年次イベント「Meta Connect 2023」を開催しました。
イベントで行われた基調講演で同社CEOマーク・ザッカーバーグ氏は、スタンドアロンVR/MRゴーグル「Meta Quest3」を発表しました。
価格は128GBモデルが74,800円（税込）、より大容量を希望される方向けの512GBモデルは96,800円（税込）です。
発売日は10月10日の予定で、事前予約も受け付けられています。
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あらゆる面でQuest2から進化したQuest3
Quest 3は、Meta社がQualcomm Technologies社と共同で開発した新しいSnapdragon XR2 Gen 2プラットフォームを搭載した世界初のデバイスで、グラフィック処理能力は先代モデルQuest 2の2倍です
また、ディスプレイ性能に関しても、Questシリーズ全体で最高の解像度を実現しました。
4Kを超える Infinite Displayは、Quest 2と比較して解像度が約30%近く向上しており、1度あたり25ピクセル、1インチあたり1,218ピクセルとなっています。
さらに、次世代パンケーキレンズ光学スタックで、視覚の没入感を損なうことなく、Quest 2と比較して40% スリムな光学デザインを実現しました。
映像のシャープさもQuest 2と比較して25%向上し、迷光や散乱光を大幅に低減させることに成功しています。
視覚だけでなくサウンドも進化しており、空間オーディオでは音の明瞭度と低音域が強化され、Quest 2 よりも再生音域の音量が40%増えたことで、現実環境に近いサウンドに包まれる体験が可能です。
「Touch Plusコントローラー」と呼ばれるコントローラーも、従来の「Touch コントローラー」で目立っていたトラッキングリングがなくなり、ゲームでもフィットネスでも手をより自然に動かせるようになりました。
高度なMR体験も楽しめるデバイスに
Quest3の特徴の一つは、VRだけでなく本格的なMRも体験できるという点です。
Quest Proのように、フルカラーパススルーカメラが搭載されており、自動的に部屋を3Dスキャンし、壁、家具、その他の物体の位置を把握します。
スキャンし忠実に再現した周囲の物理空間とバーチャル体験をシームレスに融合することでMR体験が可能です。
例えば、
『Drop Deam: The Cabin』では、容赦なく自宅のソファの上を這っていゾンビの大群
『First Encounters』では、部屋の天井から侵入し、壁をぶち破って部屋を占拠するモコモコのエイリアン
を目の当たりにできるし、『LES MILLS BODYCOMBAT』では自宅を究極のホームジムに変身させることができます。
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アプリやゲームタイトルも満載！
Quest3には、2023年末までに100以上の新規およびアップグレードタイトルが登場する予定です。
もちろん、VRの世界最大級のライブラリといえるQuest2向けの500以上のゲームタイトルやアプリとの互換性があります。
そのため、Quest3を使って
・ゲーム
・エンターテインメント
・フィットネスやウェルネス
・メタバース
など幅広い体験ができるのが魅力です。
12月には「Xbox Cloud Gaming」がMeta Questに登場し、
・Halo Infinite
・Minecraft Legends
・Forza Horizon 5
など、その他何百もの高品質なXboxゲームを、どこにでも持ち運べる巨大な2Dスクリーンでプレイできるようになる予定です。
なおQuest3発売を記念して、期間限定で『Asgard’s Wrath 2』（5,990円相当）の特典が付きます。
さらに、512GBモデルを購入された方には、合わせて13,190円相当以上の価値となる「Meta Quest+」のサブスクリプション6ヶ月分の特典が付くとのことです。
まとめ
ついにMeta Quest3の発売日や価格など詳細が明らかになりました。
・128GBモデル：74,800円（税込）
・512GBモデル：96,800円（税込）
とVRとMRの両方が体験できるデバイスでありながら、10万円を切るリーズナブルな価格となっています。
これまでVRの楽しさを家庭に持ち込むことに貢献してきたQuestシリーズですが、次はMRの可能性を一般ユーザーに紹介していくことになります。
Quest3がどのようなインパクトをVR/MR業界にもたらすか注目ですね。
ソース：Questブログ
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