凸版印刷株式会社が、日本文化や魅力を国内外に伝えるメタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPANTM（バーチャルリミックスジャパン）」を、2023年7月21日（金）から世界に向けて開催しています。
期間は9月18日（月）までで、メタバースによるクールジャパン経済圏創出に向け、日本文化や魅力を国内外に伝えるイベント事業が開始されています。
メタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPANTM」開催中
今回開催されている「VIRTUAL REMIX JAPANTM」は凸版印刷が主催するメタバースイベントで、日本への興味や関心を最大化させることを目的に世界へ向けてVRChat内にて開催されています。
日本の特徴ある風景を表現したメタバース空間が構築されていて、イベント参加者は凸版印刷が制作した日本の貴重な文化財のVRコンテンツや日本のお祭り体験、音楽ライブなどを、伝統的かつ幻想的な演出で楽しむことができます。
情報発信の場としても活用
また企業や団体・自治体は、全世界からのイベント参加者に対してイベントや展示などの情報発信の場として活用することも可能で、全世界のユーザーと企業が繋がる、企業の海外向けビジネスの支援の場ともなっています。
凸版印刷によると、距離を超えた没入体験を提供するメタバースだけでなくリアルな体験も融合させ、ハイブリッドな手法で日本文化や日本の魅力を国内外のユーザーへ伝えることで、クールジャパン経済圏の創出を目指していくとしています。
4つのエリアを展開
今回は、今月21日～23日にロンドンで開催されたイギリス最大級の日本文化総合博覧会「HYPER JAPAN Festival 2023」（主催：CROSS MEDIA LTD.）と連携したコンテンツが公開されており、同博覧会に出展された企業の日本文化コンテンツを発信しています。
ここでは
・メイン城下町エリア（無料エリア）
・「HYPER JAPAN」エリア（無料エリア）
・彦根城エリア（無料エリア）
・LIVEエリア（有料エリア）
が展開されており、そのうちLIVEエリアでは、8月に複数回にわたってFLOWによるアニソンライブの開催が決まっています。
メイン城下町エリア（無料エリア）
このエリアでは、彦根城と現代の街を融合した幻想的な城下町が構築されており、射的やおみくじなどお祭りコンテンツが展開されています。
参加者はアバターとしてメタバース空間に入り、町の中を自由に歩くことができます。
「HYPER JAPAN」エリア（無料エリア）
ここでは、ロンドンで開催された「HYPER JAPAN Festival 2023」に出展した複数の企業のコンテンツが再現されています。
現地に行くことができなかった人も楽しむことができ、リアルイベント終了後にデジタルアーカイブとして公開する手法によって、リアル×デジタルのハイブリッド開催におけるメタバースイベントの効果を検証していきます。
彦根城エリア（無料エリア）
このエリアでは、凸版印刷が提供する体験型XR観光アプリ「ストリートミュージアム」で使用されている、高精細かつ色鮮やかに再現されたXRコンテンツ「彦根城」が移植されています。
アバターを使って、普段見られない視点からも彦根城を楽しむことができ、また国宝の天守をはじめとした現存する城域を高精細撮影したデータや、史料となる「彦根城御城内御絵図」を元に精巧に再現されています。
まとめ
凸版印刷によるメタバースイベント「VIRTUAL REMIX JAPANTM」が、9月18日までVRChatにて開催されています。
日本文化や魅力を国内外に伝えるコンテンツが公開されており、8月には有料のアニソンライブも行われます。
ぜひ体験しに行ってみてください。
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