株式会社ビジュアライズが2023年6月9日(金)、株式会社フレームシンセシスと共同開発した「瞬間起動メタバース 開発ベースシステムWXR」を発表しています。
このシステムはゲームエンジンのUnityが利用可能で、ブラウザで起動するメタバース空間が開発できます。
メタバース開発システムを共同開発
今回開発が発表された「瞬間起動メタバース 開発ベースシステムWXR」は、ゲーム開発や運営を手掛けるビジュアライズ社と、VRやARなどメタバース領域の開発を手掛けるフレームシンセシス社が共同で開発したシステムで、ゲームエンジンのUnityをベースにしていて、簡単にパフォーマンスに優れたメタバースを、マルチプラットフォーム対応で製作することができます。
サービス同士での相互送客を可能に
今回のシステムの開発を手掛けたビジュアライズ社によると、今後様々な企業への提供を行っていくことで、本システムを採用したサービス同士での相互送客を可能にするなど、メタバースのシステム・プラットフォームとしての展開を行っていくということです。
また今回の発表と同時に、公式サイトではデモ環境の公開もされており、アクセスすることで体感することができます。

QRコード(「WXR」公式)
3つの特徴を搭載
今回発表されたシステムでは、以下の3つの特徴が搭載されています。
マルチプラットフォーム対応
このシステムはマルチプラットフォームに対応しており、PC(Windows/Mac)とスマホ(iOS/Android)用のChrome向けWeb(Safariも対応しているものの非推奨)、同ネイティブアプリ、ヘッドセット(Meta Quest 2/PICO 4など)のアプリがワンソースでビルドすることが可能です。
さらにWebXRによる、WebブラウザでのVR表示にも対応しています。
ブラウザで瞬間起動するメタバース
このシステムで開発されたメタバースは、Webブラウザでの起動にかかるタイムが最短0.5秒になっており、来訪者は最速でメタバースの世界に飛び込むことが可能になります。
専用アバターシステム搭載
メタバース空間にアバターが数多く表示可能なローポリゴン(3000ポリゴン前後)にもかかわらず、
・キャラクター性
・ファッション性
にこだわったアバターシステムが搭載されており、大人数でのメタバースが実現できます。
まとめ
株式会社ビジュアライズと株式会社フレームシンセシスが、「瞬間起動メタバース 開発ベースシステムWXR」を共同開発しています。
このシステムではゲームエンジンのUnityが利用可能で、ワンソースでマルチプラットフォームに対応しているメタバースを制作することができます。
これからどんなメタバース空間が製作されるのか、注目してみてください。
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