週末恒例!
VRニュースイッキ見【後編】!
昨日の前編に引き続き、今週(3月3日〜3月9日) 注目を集めた10記事のうち、後半5記事を一気に紹介します!
VRニュースイッキ見【前編】はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216281/
①バーチャルキャストで実験体験型メタバース空間公開!筑波大ら共同開発
筑波大学大学院らが共同開発した国際マテリアルズイノベーション学位プログラムのメタバース空間「Materials Innovation Metaverse Bldg II」が、3月6日よりバーチャルキャストに公開されました。
「Materials Innovation Metaverse Bldg II」は、コロナ禍でも世界の一流大学の研究室との交流ができるように展開されているプロジェクトの第二弾で、
・特殊な装置を用いた実験を臨場感溢れるVR空間と360度動画で体験
・質問形式で装置の使い方や実験の進め方を直感的に学ぶ
といったことが可能です。
なお、「Materials Innovation Metaverse Bldg」の取り組みは、筑波大学が文部科学省による「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」の支援を受けて開発されています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216159/
②「たんけんひろば コンパスVR」公開中!国立科学博物館の標本をVRで観察
国立科学博物館は、同館が所蔵する標本や資料をデジタル化しVR空間で公開するプラットフォームのプロトタイプとして、「たんけんひろば コンパスVR」を3月3日より公開しました。
NJKが提供する「STYLY.biz」を活用している「たんけんひろば コンパスVR」は、仮想の「展示空間」に実際の標本や資料に基づく3Dデータを展示しいつでもどこからでも自由に観察や体験ができるもので、
・一人称視点でバーチャル空間を自由に移動できる
・同時に複数の参加者が参加できるイベントが実施できる
・スマホ等のカメラ機能を使用しARとしての表現もできる
ことから、メタバースとしての展開もできるようになっています。
国立科学博物館は今後、デジタルデータとVR空間を活用した展示により標本や資料の新たな活用ならびに価値の創造を目指していくとのことです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216164/
③メタバース空間で国際交流!カンボジアと徳島の児童が実証実験に参加
大日本印刷が構築したメタバース空間「京都館PLUS X」にて、カンボジアプノンペン日本人学校の生徒と徳島県上板町立高志小学校の生徒が国際交流をする実証実験が実施されました。
『メタバース空間で国際交流を通した子どもたちの学び合いの可能性を検証する』今回の実証実験は、その後両国の児童がそれぞれ10分程度、地元を紹介するポスターを使って日本語で地元を紹介するという形でお互いについて学び、交流を深めました。
今回の実証実験を受け大日本印刷社では、子どもたち自身が設定した「問い」に沿った交流などについて、メタバース空間を活用して継続的に支援していきたいとしています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216190/
④「MIKU LAND 2023」追加情報発表!ボカコレVRナイトなど詳細公開
バーチャルキャスト内で4月28日~5月4日に開催される「MIKU LAND 2023 New Beginning」の、最新情報が発表されました。
「MIKU LAND」では来場者は思い思いのアバター姿でワールド内の探索を楽しむことができますが、今回は各エリアが一新されており
・謎解きゲーム「ナゾミク探偵事務所~怪盗からの予告状~」
・ライドアトラクション「ハッピーコースター」
・新VRショー「LUKA Night Stage」
・”千本桜演舞”(再演)
・”Yellow Letter Show”(再演)
が展開されていくことになっています。
4月30日の20:00~22:00に行われる「ボカコレVRナイト」ではニコニコ公式生放送番組が放送されるほか、ルームのアイデアとクオリティを競う「MIKU LAND ルームコンテスト」の開催も決まっています。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216188/
⑤「HADO ARENA 豊見城」今春オープン!話題のARスポーツ沖縄初上陸
頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して対戦するARスポーツ「HADO」の、国内8店舗目となる専用施設「HADO ARENA 豊見城」が沖縄に初めてオープンすることになりました。
MEGAドン・キホーテ豊見城店5階にオープンする「HADO ARENA 豊見城」では、専属インストラクターが常設しており、
・子供/大人向けHADOアカデミーの開催
・年齢・性別、個人・グループ・団体でも楽しめる様々なプラン
・各客層のニーズやレベルに合わせた大会及びイベントの定期開催
などHADOの魅力に触れファンになるようなサービスが提供されます。
今後は様々な大会やイベントの開催が予定されているということで、沖縄県での新たなスポーツシーンの確立が期待されているようです。
詳細はこちら→https://vrinside.jp/news/post-216223/
まとめ
今週後半もXR技術やメタバースから話題が登場しました。
学術・教育分野での活用事例が多く、新技術の教育効果などに注目が集まっているようです。
そんな中で最も注目を集めたのがARスポーツ「HADO」であり、やはりバーチャル技術の普及の鍵となるのはエンタテインメント性であると感じますね。
来週はどんなVRニュースがあるのでしょうか?
お楽しみに!
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