XRソリューションを展開する株式会社積木製作は2023年1月25日（水）、VR専用のe-ラーニングプラットフォーム「CoreBasis」を開発、提供を開始したことを発表しました。
「CoreBasis」とは？
「CoreBasis」は、自社で開発したVRアプリケーションを配布する事ができるVR専用のトレーニングプラットフォームです。
利用者はブラウザで管理サイトを使用し、開発したコンテンツの確認や配布設定、受講履歴の閲覧等を実施することができます。
また、付属のパソコンアプリ「ContentsManager」を使用することで、クラウドからいつでも更新内容をダウンロードしたり、VRデバイスにインストールする事が可能です。
4つの特徴
複数のVRデバイスに配信できる
自社制作のアプリケーション・研修コンテンツを「CoreBasis」を介して、複数のVRデバイスに配信することができます。
各拠点ごとに体験履歴を管理できる
各拠点、VRデバイス、社員等にカテゴリー分けした体験履歴を閲覧・管理することが可能です。
また、体験時間や回数、スコア等の履歴を専用管理WEBサイト上で確認する事もできます。
受講者専用ページでアフターフォローができる
個人専用ページから体験したコンテンツの履歴、教育内容を閲覧することができます。
スコア等の閲覧や、コンテンツ毎に用意された教材を受講者が個々に確認できるので、VR体験前後の教育をフォローする事が可能です。
「安全体感VRトレーニング」の統合で安全教育ができる
300社超に導入されている「安全体感VRトレーニング」のプラットフォームとしても活用できるので、自社開発コンテンツと併せて一括管理することができます。
ブラウザ管理サイト コンテンツや履歴の管理、閲覧等が可能に
詳細：公式サイト
『エコシステム』による継続性のある循環システムを構築
VR教育を「当たり前に、より身近に」するため、CoreBasisはエコシステムを提供しており、教材作成→体験→分析→更新といった継続性のある循環システムを構築しています。
教材制作を容易にするシステム
CoreBasisを中心におき、自社で開発ができない高度なコンテンツ開発は積木製作社が受託し開発します。
自社制作・委託制作にかかわらず、プラットフォームにアップロード、VRデバイスに配信が可能です。
また、技術コンサルティングを活用することで、初めてUnityやUnrealEngineを使用する場合でも、自社所有のBIMやその他の3DCAD、点群データといった3Dデータを使用する事で簡単に教育VRコンテンツの開発が可能になります。
さらに、現在開発中のVR教育アプリ作成ツール(2023年内提供開始予定)を使用すれば、簡単にコンテンツを自社で製作する事ができるようになります。
まとめ
最高品質の3Dデータと情報を繋いだXRソリューションを展開している積木製作は、VR専用のe-ラーニングプラットフォーム「CoreBasis」を開発、リリースしました。
現状企業がXRトレーニングを導入する際は、多くの場合に「外注による開発」か「既存サービス導入」の二者択一となっています。
「外注による開発」は、費用が高額になってしまい資金の潤沢な企業や限られた用途でしか導入する事ができず、また「既存サービス」は自分たちの狙った事ができず、カスタマイズも難しいという事が起こりがちです。
そこで第三の選択肢として、「自社でコンテンツ開発」が可能となるよう開発されたのが、「CoreBasis」です。
積木製作では、年内リリース予定のVR教育アプリ作成ツールを発展させ、多くの3Dデータに対応できるよう開発を進め、建設、製造業を始めとした多くの企業が利用できるプラットフォームを目指しています。
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