株式会社MAI JAPANは2022年6月19日(日)、主力製品「BODY MAP」を個人ユーザーや学生ユーザー向けに販売開始することを発表しました。
個人アカウントや学生アカウントの設定が可能になり、さらに今秋のバージョンアップでは、新たに関節や筋肉の動きなどの機能追加が予定されています。
VR解剖学の「BODY MAP」個人向け販売開始
最先端の解剖学がVRで学べる「BODY MAP」の、個人アカウントや学生アカウントの販売が開始されることが発表されました。
具体的には
・個人アカウント
・学生アカウント
での契約が可能になるということで、今後はますます教育機関への導入が期待されています。
個人での利用が可能へ
「BODY MAP」はこれまでに教育機関向けに販売されており、導入していない教育機関の学生や医療従事者が利用することは難しいという現状にあり、自学や個人利用が難しいという課題がありました。
そういった背景から今回の個人・学生アカウント販売開始が決定されており、これによって1人でも多くの医療従事者や学生の学習に役立てることができるようになっています。
価格は、個人アカウントが1アカウント月55,000円から導入可能となっており、学生アカウントは所属団体の証明書を提示した上で別途見積りとなっています。
問い合わせやデモ申込は公式サイトまで。
BODY MAPとは
今回個人での利用も可能になった「BODY MAP」は、株式会社MAI JAPANが販売する、解剖学を可視化して触れることができるVRソフトウェアで、直感な操作が可能な体験型医療教育として教育機関での導入が進んでいます。
ここでは解剖だけでなく、
・注射器を刺す
・断層画像を自在に見る
なども可能で、実際の学校教育では実現不可能な実習もできるようになっていて、解剖学実習をいつでも好きな時に、何度でも繰り返すことで習熟度の飛躍的に向上をサポートします。
5つの特徴
本ソフトウェアは、
・VR空間で人体の解剖をいつでも何度でも可能
・注射器モードでは深さや角度を表示、断面図も確認可能
・クラスルームモードでは複数人で同じVR空間に入り授業やセミナーが可能
・NY大学医やダバオ医科大学、北京中医薬科大学など世界の医学部や看護学部で導入実績あり
・月5万円から導入可能で届いた日からすぐに解剖可能
の5つの特徴を備えており、また
“解剖学は習うより慣れろ”
”VRで医療教育を変える”
のコンセプトの元に開発されています。
開発にあたっては、多くの医師や専門家と共に改良が進められており、発売後も常にバージョンアップが行われています。
そこで今年秋には、関節の動きや疾患別・性別・体格別などの設定ができる機能の追加が予定されています。
まとめ
最先端VR解剖学で話題を集めている「BODY MAP」の、個人アカウントや学生アカウントの販売が決定されています。
「BODY MAP」は解剖や注射などをVR空間で実習することができるソフトウェアで、従来の団体向けのパッケージだけでなく、個人アカウントや学生アカウントが発行できるようになったことで、学生1年目から高精度のVR解剖学で人体を学ぶことが可能となります。
失敗が許されない医療分野では、まさに”習うより慣れよ”な学習が必要になってきますね。
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