VoicePing株式会社は2021年10月29日(金)、リモートチームのエンゲージメントを高める手段のひとつとして活用することを目的とした新しいVR戦略性ボードゲーム「Raygun Chess」を、STEAMにてリリースしたことを発表しました。
VRゲーム「Raygun Chess」リリース
今回リリースされた「Raygun Chess」はチェス型VRゲームで、”VRゲームを通してチーム内での交流を深めより生産性の高いチームビルディングに貢献する”というコンセプトに基づき、2ヶ月という期間で開発されました。
没入感のあるVR空間上に配置されたボード上で、チェスの基本的なルールである『自陣のアタッカー・ディフェンサーを協調させ敵のリーダーのコマをとる』というスタイルは踏襲しつつ、”リアルタイム性”や”新しい面白さ”を付加し、尚且つ”短時間でプレイ可能”というゲームに仕上がっています。
また現在のバージョンは、
・一人プレイのみ実装
・ステージは5段階
となっています。
リモートチームのエンゲージメントを高める
VoicePing社では、リモートチームの生産性を向上させることを目的とした、全く新しいバーチャルオフィスソフトウェア「VoicePing」を提供しています。
Meta(旧Facebook)社のCEOマーク・ザッカーバーグ氏がメタバース世界の実現に向けた動きを加速させるといったニュースが伝えられるなど、メタバース産業は21世紀の高度デジタル社会において革新的な産業の一つとなっています。
その
・VRゲーム市場の急激な拡大
・メタバースを求める社会の要請
を背景に”toB領域”でのメタバース構築を目指すべく、VoicePing社ではリモートワークを導入している企業の生産性向上を目的としたアプリ”Voiceping”の大幅アップデートを2021年11月中旬に行う予定をしています。
将来的にはリモートワークそのものをメタバース化することが想定されており、より革新的な世界を実現するべく、リモートチームのエンゲージメントを向上させる一つの手段として今回のVRゲーム「Raygun Chess」が開発されています。
今後の展開
「Raygun Chess」に現在実装されているのは「一人プレイ」のみではあるものの、
リモートチームが隙間時間にメタバース空間で一緒にプレイを楽しみ、チーム全体のエンゲージメントを高める
ことを目指して「マルチプレイモード」が開発中となっています。
またOculus Quest 2をベースとしたVRゲーム開発を通して培ったVRの要素技術を活用し、将来的にVoicePingアプリへの接続も模索しているということです。
まとめ
VoicePing社はリモートチームのエンゲージメントを向上させる一環として、VR戦略性ボードゲーム「Raygun Chess」を今回STEAMにてリリースしました。
「Raygun Chess」は、チェス型VRゲームをベースに戦略性を楽しむゲームとなっており、VRゲームを通してチーム内での交流を深めつつ、より生産性の高いチームビルディングに貢献することを目指しています。
仕事の合間の雑談が、チームの結束を高めるのに役立った経験を持つ方も多いと思いますが、その雑談の一つに、一緒に考えながら短いゲームを楽しむというのはリフレッシュだけではない効果を生み出しそうですね。
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