東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)・株式会社ジェイアール東日本企画・株式会社HIKKYは2021年8月6日(金)、駅や車両を軸としたXR領域での業務提携契約を締結したことを発表しました。
その活動の第1弾として、今年8月14日~8月28日に開催される「バーチャルマーケット6」に、JR東日本から「バーチャル秋葉原駅」が出展されます。
バーチャルマーケット6に秋葉原駅が登場
今回のバーチャルマーケット6に出展される「バーチャル秋葉原駅」は、JR東日本・ジェイアール東日本企画・HIKKY社が結んだ業務提携契約による最初の事例として制作されたもので、実際の秋葉原駅が持つ賑わいをバーチャル空間で再現しています。
今回結ばれたのは駅や車両を軸としたXR領域での業務提携契約で、駅ではキャラクターやコンテンツが国内外の来場者を出迎えるとともに、実在する駅のように
・改札を通過したり
・電車に乗ってVR世界を巡ったり
することができます。
「Beyond Stations構想」に沿った新たな体験を提供
バーチャル秋葉原駅では、
・エヴァンゲリオン
・ちぃたん☆
・ホロライブの人気キャラ
が空間を彩るなどをして、JR東日本が掲げる「Beyond Stations構想」が目指すリアルとデジタルを組み合わせた新たな体験価値を提供します。
「Beyond Stations構想」は、JR東日本グループの経営ビジョン「変革 2027」における「くらしづくり」の実現に向けて推進しているもので、リアルの交流拠点である駅の強みを活かしながら、デジタル領域も組み合わせたJR東日本グループだからこそ提供できる新しいサービスを利用客目線で創造し、駅をビジネスの発信拠点へと変革してく構想です。
またこのバーチャル駅に登場するモザイクアートは、実在するJR秋葉原駅構内でも期間限定で公開されます。
今後は一般企業の参画も募集へ
今回の「バーチャル秋葉原駅」はバーチャルマーケット6の入口と位置づけられており、様々な取り組みが展開されていきます。
今後はこの「バーチャル秋葉原駅」に様々な一般企業の参画の募集が進められていく計画で、実際の秋葉原と同様、バーチャル空間においてもコンテンツの集積地として価値ある空間づくりが進められていきます。
XR市場のリードに向けた業務提携
JR東日本グループが前述の「Beyond Stations構想」を推進している一方、HIKKY社では
「最も魅力的なバーチャル世界とアクセスを提供する」
をコンセプトに世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」を主催するなど、多くのナショナルクライアントのバーチャル展開を手掛けています。
またそれだけにとどまらず、新しいコミュニケーションや文化の創出を行うことで、バーチャルとリアルをつなぐXR領域の発展を目指しています。
今回の業務提携は3社の知見を組み合わせ、リアルとデジタルを融合させた未来の新たな体験価値を創出することで、XR市場をリードしていくことを目的に締結されています。
まとめ
バーチャルマーケット6に、「バーチャル秋葉原駅」が出展されます。
このコンテンツはJR東日本・ジェイアール東日本企画・HIKKY社が結んだ業務提携契約による最初の事例として制作されたもので、実際の秋葉原駅が持つ賑わいをバーチャル空間で再現しています。
今回の出展はJR東日本が推進する「Beyond Stations構想」実現に向けた第1弾で、リアルとデジタルを融合させた新たな取り組みが展開されていきます。
今後の動きにも注目が集まりそうですね。
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