スウェーデンのVRゲームメーカー・Fast Travel Gamesは、VRホラータイトル「レイス:ジ・オブリビオン –アフターライフ」を、Oculus QuestとOculus Riftのプラットフォームで2021年4月22日(木)に発売すると発表しました。
日本語対応で、価格は29.99米ドル(約3,090円)となっており、5月25日にはSteam VRで、年内にはPSVRでの発売が予定されています。
「レイス:ジ・オブリビオン –アフターライフ」とは
今年4月22日の発売が発表された「レイス:ジ・オブリビオン –アフターライフ」は、米・ホワイトウルフが出版しているテーブルトークRPG「ワールド・オブ・ダークネス」シリーズを舞台としたVRゲームで、スウェーデンのVRゲームメーカー・Fast Travel Gamesが開発・販売します。
プレイヤーは、謎めいた降霊会の最中に死亡して生霊(レイス)となった写真家”エド・ミラー”を演じ、レイスの超自然的な能力を使ってバークレー屋敷を探検することで、自らの突然の死をめぐる恐ろしい真相を暴いていくという内容です。
本作は完全日本語版となっており、価格は29.99米ドル(約3,090円)。
4月22日に
・Oculus Quest
・Oculus Rift
で発売された後は、5月25日にSteam VRで、年内にはPSVRでの発売が予定されています。
VRで真のホラー体験
本作は、
「ヴァンパイア:ザ・マスカレード」
「ウェアウォルフ:ザ・アポカリプス」
などの共有世界「ワールド・オブ・ダークネス」の世界を舞台とした初のVRタイトルとなっており、同シリーズのぞっとする雰囲気が体験できます。
この世界観に恐ろしい霊界の敵が加わっており、VRの真のホラー体験を実現しています。
本作では”ドキッ”とさせるような恐怖はそれほど多くないものの、緊張とミステリーに満ちており、プレイヤーは自己防衛本能に頼ってバークレー屋敷を生き抜いていきます。
また、これまでの「レイス:ジ・オブリビオン」とは異なっており、プレイヤーは初めてレイスとして死後の世界を経験するようになっています。
4つの特徴で真のホラー体験
「レイス:ジ・オブリビオン –アフターライフ」には主に4つの特徴があり、これらをもって本格的なホラー体験ができます。
プレイヤーが霊(レイス)になる
本作ではプレイヤー自らがレイスとなってプレイが進められ、その死自体が解決すべき謎になっています。
レイスとなったプレイヤーは、自らの超自然的能力を使って壁を通り抜けたり、他の霊の動きを追ったり、遠くにある物を操作したりながら屋敷内を探索し、恐ろしい過去を暴き出しながら自分の死に関する真相に迫っていきます。
バークレー屋敷内を探検
舞台となるバークレー屋敷は、ハリウッドの退廃やオカルト研究、恐ろしい化け物で満ちた豪華な邸宅となっており、プレイヤーは復讐に燃える霊を避けつつ、レリック・アイテムやレイスの能力を使ってヒントを探していきます。
さまよう亡霊に用心
屋敷内には怒りと復讐心に燃え、敵意をむき出しにした亡霊が徘徊しています。
霊たちはそれぞれ独自の過去を持っており、より大きな謎に関係しています。
彼らの目的はプレイヤーをあらゆるものの終わりである”オブリビオン”へ送ることで、プレイヤーは身を守る手段をあまり多く持たないため、彼らを回避し、出し抜きながら進んでいく必要があります。
ワールド・オブ・ダークネスをVRで体験
本作は、
・ヴァンパイア:ザ・マスカレード
・ウェアウォルフ:ザ・アポカリプス
に加え、その他を含む共有世界”ワールド・オブ・ダークネス”を舞台とした一人称VRホラーゲームとなっており、本格的なホラーを体験することができます。
本作は現在、Oculus StoreのウィッシュリストとSteamのウィッシュリストに登録することが可能になっています。
また詳細については、公式サイトやTwitter、Youtubeにて公開されています。
まとめ
VRホラーゲーム「レイス:ジ・オブリビオン –アフターライ」が、今年4月22日に発売されることが発表されました。
このゲームは「ワールド・オブ・ダークネス」を舞台とした1人称VRゲームで、プレイヤーは死者となってバークレー屋敷の謎を解明し、自らの死の真相を暴いていきます。
Oculusシリーズの後には、SteamとPSVRでの販売も予定されています。
本格的なホラーをVRで体験できる本作もまた、名作となりそうですね。
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