2020年12月19日(土)11時~2021年1月10日(日)23時まで開催されている「バーチャルマーケット5」で、VRインディーゲーム「ペコペコバトル」を使ったeスポーツ大会が開催されます。
これに伴い、世界の市場シェア2位のサーバーメーカー「INSPUR(浪潮)」の協賛を受けることが発表されています。
バーチャルマーケットでeスポーツ大会開催
「バーチャルマーケット」はVR法人のHIKKYが主催するイベントで、VR空間上にある会場を舞台にアバターなどのさまざまな3Dアイテムやリアル商品の売買、視聴や体験、来場者間でのコミュニケーションが楽しめる世界最大級のイベントです。
VRデバイスやPCさえあれば24時間誰でも参加できるので世界中から大勢の来場者が集まり、今年11月には国際的なVR表彰式「VR AWARD」でマーケティング部門最優秀賞を受賞するという、今世界からも注目を浴びているバーチャルイベントです。
その第5回となる「バーチャルマーケット5」が2021年1月10日(日)23時まで開催されており、その中でVRインディーゲーム「ペコペコバトル」を使ったeスポーツ大会が行われます。
「ペコペコバトル」とは
「ペコペコバトル」はサッカーやラグビーに近いイメージのeスポーツゲームで、プレイヤーは2チームに分かれておにぎりを取り合い、お腹を空かせた少女に食べさせるという内容のゲームです。
分かりやすい内容になっているため、言葉が通じない人同士でも一緒に遊ぶことができます。
またeスポーツならではの特徴も備えており、両手をある程度動かすことができれば座ったままでもプレイすることができます。
そのため、身体的なハンディキャップや年齢の違いなどの壁を乗り越えた、真の意味で平等な試合を行うことができます。
今回実施されるeスポーツ大会では、
・Vtuberによる試合
・熟練プレイヤー勢による白熱した試合
が放送される予定となっており、試合が行われるVR空間内のスタジアムにはスポンサーである”INSPUR”の広告が掲示されます。
会場では爆発などのエフェクトをプレイヤーが自由に選べるようになっており、”INSPUR”をイメージしたエフェクトでは未来を感じさせるサイネージが表示されます。
バーチャルマーケットとのコラボにあたって
今回のバーチャルマーケットでの大会開催にあたって、「ペコペコバトル」制作者のキャンディさんからコメントが寄せられています。
今回はコラボするにあたって、モデル製作とエフェクト製作、イベント進行など多くの人に助けてもらいました。
VRでもスポーツで熱中できる、という魅力を多くの人に知ってほしいです。
また今回の取り組みでは、VR eスポーツ、ペコペコバトルの魅力の発信につながるチャンスに恵まれたと感じています!
VRはまだまだ発展途上なコンテンツなので、今回のような応援していただける機会は、今後の発展につながっていくと信じています!
世界のサーバーシェア2位のメーカーがスポンサーに
今回インディーズVRゲーム「ペコペコバトル」のeスポーツ大会が開催されるのに伴い、世界のサーバー市場シェアで2位を占めるサーバーメーカー「INSPUR(浪潮)」が大会スポンサーに就任しています。
“INSPUR”は1945年に上海で設立された歴史あるメーカーで、2012年には日本事務所も設立。
世界中に従業員が約4万人、2019年の売上高が約2兆円で7300個の特許を取得しているという、グローバルな巨大企業です。
グローバルでのプレゼンスが急速に高まってきたこと、またAIやIoTの機運が日本でも高くなってきたことから、2020年には日本法人が設立され、
「AI産業」
「サーバーとソリューション」
「SIer・ISV・リセラーなどのパートナーとの協調」
の三つをビジネス戦略の焦点とし、日本国内での活動を本格的に開始しています。
スポンサー就任にあたって(代表者コメント)
今回の大会スポンサー就任にあたって、同社日本法人の「INSPUR JAPAN」代表の王さんからコメントが寄せられています。
ゲームをはじめとした様々な企業が参加する「バーチャルマーケット」ですが、企業だけでなく、日本の多くのコアクリエイターも参加しています。
我々が日本でマーケティングをするうえで、リスペクトしていきたいのが日本のモノツクリ文化です。
特に関連性の高いデジタルでのクリエイター文化を応援することが、我が社の使命でもあると考えております。
まとめ
来年1月10日まで開催されているバーチャルマーケット5で、VRインディーゲームの「ペコペコバトル」のeスポーツ大会が開催されます。
このゲームはサッカーやラグビーに近いイメージのeスポーツゲームで、わかりやすい内容とシンプルな操作性から、言葉が通じない人同士だけでなく身体的なハンディキャップや年齢の違いなどの壁を乗り越えて一緒に楽しむことができます。
世界中からあらゆる人が集まってくる、「バーチャルマーケット」ならではの展開が予想されそうな大会ですね。
この真の意味で平等に競い合うことが可能な大会の行方にも注目したいところです。
Copyright ©2020 VR Inside All Rights Reserved.