株式会社Wright Flyer Live Entertainment(WFLE)は、バーチャルビジネスイベント制作プラットフォーム「REALITY Spaces」の提供を開始したことを発表しました。
「REALITY Spaces」とは?
「REALITY Spaces」は、PCやスマートフォンからアクセスできるバーチャル空間上にイベント会場や企業ブースを構築することができます。
出展者は、アバターの姿でリアルタイムにプレゼンテーション(映像・音声)を配信することができたり、会場内を自由に歩き回る参加者とチャットでコミュニケーションを取ったり、自社のWebサイトに誘導したりすることができます。
また、リアル会場とバーチャル会場の同時開催を行う場合は、リアル会場でのプレゼンテーションをバーチャル会場に連動させることができます。
開発の背景
新型コロナウイルスの感染防止対応により、展示会やカンファレンス、商談会の中止や延期が相次ぎ、国内外の様々な経済活動は大きな影響を受けています。
大規模なビジネスイベントの実施が困難になる中、オンラインで参加できるイベントの需要は、これまでになく高まっています。
WFLE社は、バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」における3D CGを用いたリアルタイムコミュニケーション機能やイベントの実施を数多く手掛けています。
また、多くの国内大手企業向けにVR映像配信プラットフォームや仮想空間を活用したアプリの開発サービスを提供しています。
そこでWFLE社は、これまでに培った技術とノウハウをパッケージ化し、リアルイベント同様に大勢が参加可能なホワイトレーベル型のバーチャルイベント制作プラットフォーム「REALITY Spaces」の提供を開始しました。
主要機能&特徴
イベント主催者・出展企業向け機能
・イベント会場・企業ブース構築
・企業ブースでのプレゼンテーション配信(リアルタイム・収録データ双方可能)
・参加者との商談
・リアル会場とのプレゼンテーション連動
・自社Webサイト連動
・イベント参加者の利用分析・統計
・自社EC連動(カスタマイズ)
・参加者間のチャット機能(カスタマイズ)
イベント参加者向け
・アバターの選択と会場内の自由移動
・展示内容やプレゼンテーションの閲覧
・出展者との商談
特徴
・参加者数十人の小規模イベントから数万人規模の大規模イベントまで開催可能
・エンターテインメントからビジネスまで幅広く活用可能
・有料イベント/無料イベントどちらも対応可能
・会場デザインやアバターのカスタマイズで多彩なイベント演出が可能
・ホワイトレーベル型パッケージのため、自社ブランドによる独自アプリでの提供が可能
・指定機能のみのパッケージ利用や個別カスタマイズ開発双方の選択が可能
・VRゴーグル不要のPC・スマートフォン対応であらゆるユーザーがアクセス可能
・個別カスタマイズで、既存サービスとの連携が可能(ID連携/EC連携/解析ツール連携等)
様々なシーンで利用可能
展示会・商談会
カンファレンス・セミナー
オンライン学習
商品発表会
就職説明会
株主総会 etc.
まとめ
WFLE社は、「REALITY Spaces」を通じて、イベント運営者に新たなビジネス機会を、参加者にはオンラインならではの体験を提供したいとコメントしています。
ビジネスイベントの参加者にとっては、リアルイベントと同じ行動や体験ができるオンラインイベントであれば、会場への移動にかかる時間や費用、会場を歩き回る労力などを考えるとありがたいサービスです。
VRデバイス無しで参加可能で、イメージしやすいアバターで出展者も参加者もコミュニケーションが取れるのはその後のビジネスにおいてもプラスに働きそうですね。
ソース:「REALITY Spaces」に関するプレスリリース[PR TIMES]
Copyright © 2020 VR Inside All Rights Reserved.
情報提供元:VR Inside
記事名:「バーチャルビジネスイベント制作プラットフォーム「REALITY Spaces」の提供開始」