Oculus CEOのBrendan Iribe氏がOculus Riftにルームスケール機能が追加されることと、トラッキングカメラがTouchコントローラーと同時に発売されることを明らかにした。
Tribe氏はOculus Connect 3でTouchの値段とリリース日を発表し、Oculus Riftにルームスケールがつくのかという質問にYesと回答した。
Oculus RiftのライバルといえるHTC Viveはルームスケールというシステムを利用して、ユーザーがVR内で歩き回ることができるようにしている。
そのため、Oculus Riftで同じことができるようになるのか、という質問がIribe氏のキーノートで飛び出た。
Iribe氏はこれに対して、Oculus Touchの発売と同時にRiftにもルームスケールオプションが追加されると説明した。
セットアップにためにはOculusトラッキングカメラが最低でも3台必要になる。
RiftにはVRカメラが1つ搭載されており、Touchにも1つつく予定だ。
Oculusはセットアップのため、トラッキングカメラの小売りをストアとオンラインの両方で開始する予定だとしている。
これによりユーザーは必要に応じてカメラを買い足すことができる。
より快適なゲーム環境を作るには、”オクルージョン”と呼ばれる状況を回避するために追加でカメラが必要となるとされている。
オクルージョンとはヘッドセットやコントローラーがユーザーの体やなにか別のものなどに隠れてしまって、トラッキングカメラが感知できなくなってしまう状態である。
そのため、追加のカメラの数を増やすことで死角がなくなり、Riftのトラッキングシステムに必ずとらえられるようになる。
小売りがされるようになれば、この問題を解決するために部屋の大きさなどに応じて好きな数カメラを増やすことができる。
カメラは一台$79で、Touchと同日の12月6日に発売開始される。
参照元サイト名:uploadvr
URL: http://uploadvr.com/iribe-room-scale/
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