2018年4月27日よりVR体験施設「VR ZONE SHINJUKU」にて稼働した「ドラゴンクエストVR」。
「ドラクエクエストVR」の稼働開始から1週間足らずで5月分の予約が全て埋まるほど凄まじい人気を博しています。
そんな大人気の「ドラゴンクエストVR(ドラクエVR)」を体験してきましたのでその詳細なレビューをお届けします!
VR ZONE SHINJUKUの新アトラクション「ドラゴンクエストVR」とは?
「ドラゴンクエストVR」とは人気ゲームシリーズ「ドラゴンクエスト」を題材にした体感型VRアトラクションです。
- ・戦士
- ・魔法使い
- ・僧侶
のいずれかのキャラとしてドラクエの世界を、冒険をリアルに楽しむことができます。
情報解禁時より注目が集まっており、稼働開始1週間足らずで5月分の予約が全て埋まるなど凄まじい人気を博しています。
ドラクエ未経験者がドラクエVRを体験レビュー!
「ドラゴンクエストVR」はドラゴンクエストをやったがない人間でも楽しめるのか?
そんな疑問を解消するために今回はドラクエをプレイしたことがないスタッフがドラクエVRに挑みます。
ドラクエVRの内容はもちろん、まったく世界観がわからない人でも楽しめるのかをしっかりとレポートしていきます。
ドラクエVRは4人協力プレイ!
ドラクエVRは4人で協力してプレイしていきます。
ドラクエVRで選べるキャラクター枠は
- ・戦士:2人
- ・魔法近い:1人
- ・僧侶:1人
となっており、上記の中から一つ選んでプレイすることができます。
キャラクターによって能力が異なっており、できることも変わってきます。
戦士:2人
剣と盾を装備し、先頭に立ってひたすらモンスターを倒していきます。
魔法使い:1人
遠距離から強力な攻撃呪文でモンスターにダメージを与えていきます。
僧侶:1人
攻撃呪文と回復呪文を操り、遠距離からの攻撃だけでなく、ダメージを受けた仲間を回復させるなどチームのサポートを行っていきます。
今回は魔法使いとしてドラクエVRをプレイ!
戦士も魅力的だったのですが戦士として戦う勇気がなかったので、今回は遠距離から攻撃できる「魔法使い」としてドラクエVRをプレイしました。
HTC Viveと専用機材を装備!
「ドラクエVR」でプレイするキャラクターも決まったところで、プレイするための機器を装備していきます。
ドラクエVRで利用するVRヘッドセットは「HTC Vive」を採用しています。
また、専用スペースを自由に動き回れるように専用PCを背中に担ぎます。
ハイスペックPCなので重量はちょっと重いですね。
手には専用デバイスを装備します。
戦士の場合は剣と盾をそれぞれ装備しますが、今回は魔法使いなので杖だけの装備です。
一応杖を持ってる逆の手にもトラッカーを装備しますが、トラッキングのためのものなので、ゲーム中はほとんど使用しないようです。
装備完了!ドラクエVRの世界へいざ冒険開始!
VR機器の装備が完了したら、ドラクエVRの世界へ冒険開始です!
最初は王様とホミリーから説明を受ける
ドラゴンクエストVRが始まるとまずは、王様とホミリーというモンスターからそれぞれ説明を受けます。
ここで自分たちはドラクエの世界で何をしなければいけないのかを把握することができます。
説明シーンということもありますが、この説明シーンの段階から、ドラクエVRのクオリティが高くただただ呆然としてしまいます。
ドラクエVRの戦闘シーンは半端なく凄い!
ドラゴンクエストVRの戦闘シーンは圧巻です。
VR映像のクオリティが高い上に、実際に体を動かして戦うので没入度が半端なく高いです。
最初は「重い」と感じていたVR機器も全く気にならないぐらい没頭してしまいます。
モンスターも思った以上に強く、本気で戦うことが求められます。
どのキャラクターであっても全身を動かすため、途中で汗ばんでくるほどの体力を消耗します。
「おれ、いま戦ってるんだ!」
本気でそう感じるくらいドラクエVRの戦闘シーンは素晴らしいものでした。
プレイ途中でもちゃんとアドバイスが入る
ドラクエVRの戦闘シーンが始まった当初、戦士の2人が前に突き進みガンガン敵を倒して行く中、魔法使いである自分は何をすれば良いのかよくわからずに後ろで立ち尽くしていました。
するとそれを見かねたモンスターの「ホイミー」が
「後ろから呪文で攻撃してね」
とアドバイスをしてくれました。
アドバイス通り、手に持った杖をモンスターに向けると火の玉による魔法攻撃ができました。
ホイミーのアドバイス以降、ガンガン魔法を繰り出して仲間の手助けをすることができました。
プレイ中に操作がよくわからなくても、途中でちゃんとアドバイスが入ってくるので、ドラクエを初めてプレイする人でも安心して楽しむことができます。
戦闘を通して仲間の絆が深まる
ドラクエVRは4人プレイなので、見ず知らずの他人とメンバーを組んでプレイすることもあります。
自分が体験した時も3人は見知らぬ他人でした。
しかし、激しい戦いを一緒にくぐり抜けて行くことにより、
「絶対勝つ!」
という共通意識が芽生え、強い仲間意識が生まれます。
これは、まさしく、一人スタートし、冒険を通して仲間を得ていく、ドラゴンクエストのゲームをリアルに再現しているのではないでしょうか。
ドラクエVRのラスボスは大魔王ゾーマ
ドラゴンクエストVRのラスボスは大魔王ゾーマです。
VRで見ると一層その禍々しい迫力に恐怖を感じます。
さらに大魔王というだけあってかなり巨体で自然と見上げるような形で戦わなければいけません。
「戦士の人頑張って!」
っと前衛の戦士を応援しながら後方から魔法攻撃をひたすら打ち込みます。
諦めずにみんなが力を合わせた結果、なんとかゾーマを打ち倒すことができました。
今回の体験では勝利をあげることができましたが、ゾーマは、「こごえるふぶき」など強力な呪文を唱えてくるのでかなり強いです。
プレイ内容によっては敗北をしてしまうこともあるようです。
その証拠に自分はゾーマにやられて途中で死んでしまいました。
ゾーマを倒すためにも、ゾーマ城にたどり着く前のステージで相手からの攻撃を避けるなどのを経験値を身につけておくことをオススメします!
ドラゴンクエストVR開発秘話
今回体験レビューに協力してくれたVR Techさんにて、ドラゴンクエストVRのプレス向け体験会にて
- VR ZONE SHIJUKUの統括を行うコヤ所長こと小山順一朗さん
- マネージャーの田宮幸春さん
- プロデューサー濵野孝正さん
の3人によって語られた開発秘話が下記の通りまとめられています。
今回の役職や使える呪文について、開発に携わったVR ZONE SHINJUKUの田宮幸春さんは
「コミュニケーションが生まれるようにすることが狙いだった」
と語ります。
近年のドラゴンクエストだとどのプレーヤーでも回復ができるなど、ある種の万能感が生まれてしまっています。
しかし今回のドラクエVRではあえて役職を振り分けて、
「できない」
という制限を加えることで、プレイ中のメンバー間にコミュニケーションが生まれるような環境が作り出されています。
たしかに最初は役立たずだった筆者も、最後は戦士を助けるために必死で杖を振り回しました。
最後のゾーマを倒すことができた瞬間、一体感が生まれたのも印象に残っています。
「みんなと協力して戦っている」
という感覚は、VR空間ならではのもの。
さらにドラクエVRのプロデューサーである濵野孝正さんは「冒険感」を意識したとのこと。
「草原から始まり、山麓でなんとなく怪しい雰囲気になり、最後にはゾーマが控える。(3ステージでの)気持ちの変化や昂りを実感していただきたい」
引用元:VR Tech
ドラゴンクエストVR 概要
アトラクション名 | ドラゴクエストVR |
チケット | 3,200円 (+施設入場料800円) |
対象年齢 | 7歳以上 |
場所 | VR ZONE SHINJUKU |
営業日 | 年中無休 |
営業時間 | 10:00~22:00 (最終入場時間21:00) |
住所 | 〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 Google Map |
公式サイト | VR ZONE SHINJUKU |
予約 | VR ZONE SHINJUKU予約ページ |
ドラクエVR体験レビューまとめ
ドラゴンクエストVR、予想以上に素晴らしいものでした。
広大なエリアを自分の足で動き、自分の腕で攻撃する。
視覚も身体も全てがリアルで本当に楽しかったです。
ドラゴンクエストのVRという認識が強いですが、これは一つのVRコンテンツとして完成されています。
ドラクエを知らない人間がこれだけ興奮するのですがからドラクエファンなら相当ヤバイと思います。
ドラクエを知ってる人も知らない人も、是非ともドラゴンクエストVR、体験してみてください!
絶対損はしないはずです!
記事協力:VR Tech
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