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360°VR動画制作の決め手になるか!?VRオーサリングツールの価値とは?


VR元年と呼ばれた2016から来年ではや3年になる。現在、WEB上でのVRを実現するWEB VR技術も登場し、特定のVRデバイスに縛られないVR鑑賞が可能になるなど、VRはますます身近なものになった。


今後は、VRコンテンツとしてパッケージされたものではなく、WEBサイトの一部機能としても当たり前にVR技術が使われることになりそうだ。


ただ、VRコンテンツを鑑賞したことはあるけど、制作となると、まだまだなじみがない…という企業や担当者の方も多いかもしれない。ただ、既に低い労力でVRコンテンツ制作するためのオーサリングツールが登場している。


この記事では、そうしたVRオーサリングツールについてご紹介したい


 


WEBがこんなに便利になる!?VRをWEBに組み込む意味とは


地図を見る家族

現在はまだ、VRゲームやYoutubeのVR動画などといった娯楽の形や、教育ツールなどのように特定のアプリケーションの形でVRを利用することがほとんど。


こうした状況では、WEBにVRを組み込むといったところで、しっくりこないという人も多いだろう。筆者としても、いちいちヘッドマウントディスプレイを着用してWEBサイトを見る…というのはしっくりこない。


しかし、WEBサイトの部分的な機能に着目すれば、VRコンテンツを取り入れることで利便性がアップするというものが存在する。


 


来店できないお客様を減らす!地図のVR化


たとえばそのひとつが、「地図」だ。店舗に来店して商品やサービスを販売するタイプのビジネスを行っている場合、「道に迷って来店できなかった」というお客さんを生み出してしまうのは大きな機会損失に繋がる。


もちろん、店舗運営をしている場合、WEBサイトに地図は記載していることだろう。しかし、平面に描かれた地図の情報を現実の3次元空間に置き換えることが苦手…という人は意外と多い。


そんな時、VRであれば地図を3次元で再現できるため、情報が現実の風景と一致する。スマートフォンでVRゴーグルを使わずに利用できるようにしてあげれば、お客さんが来店する時のナビゲータとして使ってもらうことも可能になるだろう。


 


「VRで閲覧ボタン」でWEB来訪者の利便性とマーケティング効率をアップ!


或いは、店内の風景製品の世界観などをVRで事前に体験してもらう…という使い方もある。製品ページに「VRで閲覧ボタン」をつけておき、興味のある人だけVRで閲覧してもらおう…という仕組みだ。


VRで閲覧可能にすることで、製品の魅力をよりアピールできるだけでなく、「VRで閲覧ボタン」の押下数を取得することで、WEB来訪者の内、VRで観たいと思うほど強い興味を持っている人の割合を把握することができる。


 


実写VR動画にインタラクションをつける!VRオーサリングツールの価値


RICOH THETA製品

地図や製品情報といったものをVR化する場合、実は「RICOH THETA」のような360°カメラがあればボタン1つで気軽にVR形式の画像/動画を撮影できる。なので、一見、気軽にVR画像/動画を作れそうだ。


しかし、いざ活用するとなると、不足している点に気づく。360°カメラで撮影した直後のVR画像/動画は、風景しか写っておらず、テキストをはじめとする補足情報が一切入っていないので、道案内や製品力の訴求用途で使うためには一歩及ばないのだ。


だったら、VR画像/動画を編集して補足情報を追加すればいいのだが、VR画像/動画の「編集」は、「撮影」ほどカンタンではない。「編集」にあたっては専門知識と手間が壁として立ちはだかるだろう。


そこで、カンタンなVR画像/動画編集を可能にし、訴求力を持ったVR画像/動画の制作を実現してくれるのが、VRオーサリングツールというわけだ。


 


VR内でさまざまな情報を追加できるVRオーサリングツール「VRider DIRECT」


「VRider DIRECT」WEBサイト

「VRider DIRECT」は、誰でもカンタンにVRコンテンツが制作可能なVRオーサリングツール。


360°カメラで撮影したVR映像をアップロード、VRエディターによってVR内にテロップや静止画、音声、2D動画…などといったコンテンツを追加することができる。編集時はヘッドマウントディスプレイを用いてVR内で直接編集できるため、仕上がりの状況を常にイメージすることが可能だ。


完成したVRコンテンツは、クラウドから端末に配信できる。


【製品データベース】

VRider DIRECT


 


制作の代行依頼も可能なVRオーサリングツール「Flick 360 Make」


「Flick 360 Make」イメージ

「Flick 360 Make」は、360°カメラで撮影したVR画像に対して、ポップアップ画像や動画などを追加・編集可能なVRオーサリングツール。


料金プランがリーズナブルな点が魅力で、スタンダードプランでは5,000円/月(税別)、データ公開1ツアー毎1,500という料金で利用可能。


また、自分が撮影したくないという場合は、30,000円(税別)+交通費という金額で撮影代行を依頼できるので、気軽に手間なくVRコンテンツを作りたいというケースに向いている。


【製品データベース】

Flick 360 Make


 


VRだったらもっと便利なのに…!?という機能は意外と多い?


地図や店内風景紹介、製品紹介以外にも、WEBサイトに置いた動画コンテンツやお問い合わせのチャットなど、VRの臨場感を活用することでより便利になるものは意外と多い


お客さんのコミュニティにしっかり寄り添ったサービスやモノづくりが求められる現在、WEBサイトでの体験をどう改善するかという観点から、ソリューションのひとつとしてVRを検討するのは悪くないはずだ。


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