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VR空間でリアルなDJ体験!「Vinyl Reality」アーリーアクセス版がリリース


Vinyl Realityイメージ画像

ドイツのVRゲーム開発スタジオであるEntroPi Gamesは、VR空間内でDJ体験が可能となるアプリケーション「Vinyl Reality」のアーリーアクセス版をリリースした。


「Vinyl」には、レコード盤という意味がある。


Vinyl Realityにおいて、ユーザーはレコードの音源をミックスし、まるでDJのように、自分の好きな音楽を作り上げることができる。


Vinyl Realityとは?


プロのDJが監修



Vinyl Realityの特徴は、本物のDJ機材を扱っているかのような感覚を体験できる点だ。


プロフェッショナルとして活躍している現役のDJに監修してもらったということで、現実世界で実際にDJが体験している環境を正確に反映することができたようだ。


レコードをセットし、チャンネルをいじってミキシング!


Vinyl Realityのスクリーンショット

アプリケーションを開始すると、ユーザーの目の前には2つのプレートを備えたターンテーブルが出現する。


そしてその横には、EQやPFL、GAINなどの、基本的なミキサーチャンネルが搭載されたPAミキサーが準備されており、これを操作して好みの音源を作り上げることになる。


音源はVRヘッドフォンを通じて視聴することも可能。また、「パフォーマンス」と「ライブストリーミング」という目的別に、異なる外部オーディオ出力を実行することもでき、シーンに応じて最適な使い分けをおこなうことができる。


作成した音源は、高音質のデータ出力を可能にする「.wav」のデータ形式で保存することが可能。2D環境でもVR環境でも、好みのメディアチャンネルを選択し、配信できる。


好きな曲をアップロードして音源に活用!


当然、アプリ内で作成する音源の元になるのは「レコード」だ。プレート上に置きくことで、ミキシングをおこなえる。


自分が個人的に所有しているデジタル音源のコレクションをアップロードすることで、レコードの音源を用意することが可能となる。


デフォルトでセッティングされている音源だけでなく、自分の好きな音源をミックスして楽しむことができる点は魅力的だろう。


徐々に機能が追加されていく予定


現在、Vinyl Realityのアーリーアクセス版は、15ドルにてSTEAM上で発売されている。


既にDJ活動に親しんでいるプロフェッショナルだけでなく、DJ活動の初心者、未経験者でも気軽に取り組めるため、誰にとってもおすすめのアプリに仕上がっているようだ。


高価な機材を取り揃えなくてもDJ体験ができるうえ、それを外部出力して他人に聞いてもらうことも可能なので、将来的に本格的なDJ活動をおこないたいと考えている初心者にとっては、特に役立つアプリといえるかも知れない。


なお、アーリーアクセス版は今後、徐々に機能が追加されていく予定。たとえばミュージックに合わせて明滅する室内の照明環境、VRバーチャルエフェクトなどの実装が検討されている。


「ミュージック×VR」の可能性とは?事例を紹介!


Vinyl Realityのように、VR環境を効果的に利用してミュージックを作成するアプリケーションやソフトウェア、あるいは、実験的な試みは多数存在する。


以下ではその一部を紹介していこう。


VRに音楽スタジを作り出す「SoundStage」




VR空間内に配置される、キーボードやシーケンサー、コントロールキューブ、ミキサー、ドラムなどの楽器や機材を使い、バーチャルなミュージックスタジオとして活用できるVRアプリだ。ユーザーはVRヘッドセットとモーションコントローラーを利用し、これらの楽器を使う。楽器、機材は全て、VR上でバーチャル・ケーブルで連携させることが可能だ。


エレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)の制作環境を、誰でもすぐに手に入れられるという点が強みといえるだろう。


日本語版には対応していないものの、980円で購入できるという点も魅力的だ。


現在、STEAMからダウンロード可能となっている。


大学生が開発したVRドラムアプリ「MoveMIDI」


MoveMIDIデモイメージ

ベイラー大学の学生Tim Arterbury氏は、PSVRのモーションコントローラーであるPS Moveを使ってVRドラムを演奏する、というアプリ「MoveMIDI」を開発した。


ドラムを演奏するための十分なスペースを部屋に取れない人でも、気軽にドラム体験をおこなうことができる点が特徴だ。


また、MoveMIDIは腕を振る動作で音をコントロールできるのも特徴だ。アプリ設定次第で音をいくらでもコントロールすることが可能で、まるでDJのように音を自在に操りながら音源制作ができるのだ。


なお、PS Moveを使うものの、アプリはMacPCに対応しており、PSVR上で作動するというわけではない。

将来的には他のプラットフォームにも対応していく予定だとのことだが、詳細は未定だ。


現在、公式サイトから無料トライアル版をダウンロードすることができる。


参考URL:

EntroPi Games, VRSCOUT


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