エンタープライズとコンシューマー向けにスマートグラス、AR(拡張現実感)、VR(バーチャルリアリティ)技術のリーディングサプライヤーであるVuzix Corporation (ビュージックス コーポレーション、Nasdaq: VUZI、東京支店長:藤井 慶一郎)は、Vuzix Blade™ がインターナショナル CES イノベーション 2018 アワードを4つ獲得したことを発表した。
VuzixのBlade ™ ARスマートグラスが4つのイノベーションアワードを獲得
これらのアワードのカテゴリはフィットネス・スポーツ・バイオテック、ワイヤレスハンドセットアクセサリー、ポータブルメディアプレイヤー・アクセサリー、コンピュータアクセサリーの4つ。
Vuzix Blade ™ は同社の知的財産特許ポートフォリオを活用し、光学・ヘッドマウントディスプレイ・スマートグラスの分野でリーダーシップを発揮していることで培った経験を活かし、これまでに開発されたもの中で最もコンパクトで洗練されたARスマートグラスを市場投入するとのこと。
Bladeの重量は80g未満で2018年に出荷される予定だ。
Vuzix Blade™ はユーザーが携帯電話をポケットに入れたまま、携帯電話を通じて位置情報やさまざまなことを表示させることができるスマートグラスである。
スマートフォンでのAR(拡張現実感)は、2017年にコンセプトについて最も話題になった1つ。
同社によると、コンセプトは素晴らしいが、ARを動作するためにスマートフォンの画面を見ながら操作しないといけないので、インターフェイスとしては不自然なもので、いいAR体験ではないとのことだ。
Vuzixの Bladeは 現実世界の自然な景観を提供しながら、自然にARコンテンツを重畳させることが可能。
その際には何も持たない状態でスマートフォンを操作する必要がないとのこと。
VuzixのBladeはARが進むべき方向への自然な進化であり、人々が身につけることをためらうことのないフォームファクターで提供されるということだ。
ユーザーは地図ナビゲーション、レストランのメニュー、天気予報、イベント情報、株価情報、ビデオ会議、スポーツ情報、ソーシャルネットワークのアップデート、ヘルスケア情報などを現実世界に重畳されたAR情報を体験することが可能だ。
同社では、VuzixのBladeはスマートフォンの重要な情報をハンズフリーで通知してくれる最適なコンパニオンで、スマートグラスをかけていることを本当に楽しむことができるだろう、としている。
Bladeの特徴をいくつか紹介したビデオが公開されている。
このBladeは12月1日開催予定の第八回ビュージックスディベロッパーカンファレンスにてお披露目予定。
■日 時:2017年12月1日(金)
11:00-19:00 (10:45入場開始)
■参加費:入場無料
■主 催:Vuzix Corporation 東京支店
■会 場:Days 赤坂見附 4F 会議室
住所: 〒107-0052 東京都港区赤坂3-9-1 紀陽ビル
赤坂見附駅 A出口すぐ
Vuzix Corporationについて
VUZIXはコンシューマー、コマーシャルおよびエンターテインメント市場における、ビデオアイウェアとスマートグラス製品の大手サプライヤー。
同社の製品はポータブルで高品質な視覚体験をユーザーに提供するパーソナルディスプレイ機器や仮想現実や拡張現実用のソリューションを提供ウェアラブルコンピューティング機器がある。
防衛産業における次世代のディスプレイ・ソリューションの研究開発から始まったVUZIXは、ビデオアイウェアの分野で59件の特許と42件特許申請中であり、多くの知的財産を所持している。
同社は、コンシューマー・エレクトロニクス・ショーの「Innovation Award」を2005年から2017年までさまざまなワイヤレステクノロジ関連のアワードを受賞している。
1997年創立のVUZIXは、米国NASDAQ市場に上場する企業(Nasdaq: VUZI)であり、ロチェスター(ニューヨーク州)、オックスフォード(英国)および東京(日本)に拠点を置いている。
※製品名および会社名は、それぞれの会社の商標または登録商標。
参照元:ニュースリリース
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