Googleが5月に開発者向け会議「Google I/O 2016」で発表した、新たなVRプラットフォーム「Daydream」。そのDaydreamがBloombergの報道によれば、数週間後にもローンチされることがわかりました。
DaydreamとはOSからVRヘッドセット、スマートフォンを内包した統一プラットフォームです。
Daydreamに対応したスマートフォンとVRヘッドセット、それにリモコンを利用して低遅延なVR体験を実現しています。
すでにSamsungは自社のスマートフォンとVRヘッドセット、それに独自ストアを含めたプラットフォームを構築していますが、それをさらに多メーカーで実現したのがDaydreamです。
Daydreamに対応するスマートフォンはSamsungやLG、HTC、Asus、Xiaomi、Huawei、ZTE、アルカテルなどからリリースされます。またUbisoftやHulu、IMAX、NBAなどがゲームやアプリ、それに映像コンテンツを提供する予定です。さらに現在GoogleはYouTubeの人気動画投稿者に高額な謝礼を払い、VRコンテンツの拡充に務めているそうです。
このようにAndroid陣営で盛り上がりつつあるDaydreamですが、一方iPhoneではVRのためのプラットフォームが整っているとは言いがたい状況です。おそらく9月に開催される新型iPhoneの発表会にて、VRに関する新たな発表があるといいんですけどね……。
参照元URL:http://www.theverge.com/2016/8/23/12607670/google-daydream-vr-project-funding-youtube-stars
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