Paris Games Weekで発表、PSVR対応パズルアドベンチャー「Moss」が2018年2月に配信開始

ソニー・インタラクティブ・エンターテイメント（SIE）は、現在フランスで開催されているParis Games Week(PGW) 2017で、PSVR対応の最新タイトルを複数発表した。

同イベントで発表されたタイトルの一つが、パズルアドベンチャーゲーム「Moss」だ。本作は2018年2月の配信開始を予定しており、米国、ヨーロッパ地域では本日からプレオーダー受付開始となる。

「Moss」について

「Moss」は3人称視点のパズルアドベンチャー/アクションゲームだ。

本作は2017年6月に開催されたゲームカンファレンスE3にて発表された作品で、2017年中の配信を開始するはずであったが若干の遅延が生じ、2018年2月の配信を予定している。

「Moss」の舞台となるのは静かな森の中で、「Quill」という名の小さなネズミが主人公だ。プレイヤーは巨大な洞窟、森林、そして古代遺跡が立ち並ぶ不気味な廃墟などの様々なロケーションでパズルゲームをプレイする。

「Moss」は発表されて以来高い評価を受けているタイトルで、これまでに20以上ものアワードを受賞、ノミネートされている。E3のアワードであるGame Critics Awards Best of E3 2017では「Best VR Game」にノミネートされている。

本作は10月30日より、北米、南米、ヨーロッパ、英国、オーストラリアの地域でのプレオーダーの受付を開始した。現在PlayStation StoreとGameStopで予約を受け付けている。

日本での配信予定に関しては現在未定であり、続報に期待したい。

「Moss」の開発企業であるPolyarcは現在、プレオーダーの特典としてPS4用のテーマ、そしてアバターを無料でダウンロードできるサービスを展開している。

これらは本作の主人公「Quill」と、彼女が森の中に構える家をテーマにしたものだ。米国地域に在住するプレーヤーは現時点でこれらの特典を利用可能で、ヨーロッパでは2018年2月の配信開始時点から特典を利用できる。

「Fantastic Contraption」では、用意されたステージにある様々なオブジェクトを組み合わせて、からくりのような装置を作るというゲームだ。このオブジェクトを組み合わせて行く作業が本作の醍醐味だ。

また、本作は先日追加されたアップデートによって、「レベルエディター」機能が使用可能になった。これは今まで50のステージしかなかった本作に、自分で新しいステージを作り出すことを可能にするツールだ。

新しいステージを作ったり、名前をつけたり、アップロードして他のプレイヤーと自分が創ったステージでプレイすることができる。他のプレイヤーがアップロードしたステージでプレイすることも可能だ。

パズルゲーム「Crashimals」は、ラジコンの飛行機から地上にあるオブジェクトに爆弾を落としてポイントをゲットするという、ユニークなゲームだ。

プレイヤーはモーションコントローラーを用いてラジコン感覚で飛行機を操縦するが、操縦席には動物が乗っていて、これを自在に操ってゲームをプレイする。

飛行機から爆弾を落として、地上にあるオブジェクトを吹き飛ばすことでパズルを解くという、爽快感を味わえるゲーム内容となっている。

ハイスコアを獲得するにはできるだけ少ない数の爆弾で、数多くのオブジェクトを破壊する必要がある。

受賞歴もある人気パズルゲーム「Darknet」は、2016年に発売されて以来、オンラインコミュニティを中心に人気を広げ、高評価を得ているタイトルだ。Proto Awardのベストゲームプレイ賞も受賞している。

本作はストラテジーゲームの要素を取り入れたゲームで、プレイヤーはサイバースペースの中でデジタルツールを駆使して、ウイルスをハッキングする。ゲームはタイムアタックレース形式となっており、データを収集し、ウェブの世界を攻略するタイムを他のプレイヤーと競い合うことができる。

80年代のサイバーパンク感を醸す世界観が本作の特徴だ。PSVR版ではフルオーディオインテグレーションをDualshock 4コントローラーに追加したことにより、没入感の高いハッキングゲームをプレイすることができる。