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教育とエンターテイメントを融合、宇宙空間をVR体験できる「Alice Space」が登場



VRは教育においても活用できる分野であり、生徒はヘッドセットを装着して世界中の様々な場所を擬似的に訪れたり、太陽系や深海など、通常では訪れることのできない場所をバーチャル体験することで、より直感的な学習が可能になる。


また教育とは別に、家の中でプレイするVRコンテンツではなく、家の外で体験するロケーションベースのVRコンテンツも登場している。様々なアーケード施設やアトラクション施設などにVRを用いたアトラクションが導入されている。


ソフトウェア・ハードウェア開発企業であるNoitom社は現在、教育とロケーションベースのVR体験を融合したプラットフォーム「Alice Space」を開発している。これはミュージアムなどの学究施設向けのロケーションベースのVRコンテンツで、VRを活かして没入度の高いバーチャル宇宙空間を体験することができる。


概要


宇宙探検が可能なロケーションベースのVR体験


「Alice Space」は教育(Education)とエンターテイメント(Entertainment)を融合した”Edutaiment”をコンセプトに設計されており、専用のハードウェアとソフトウェアによって構成されている。


本コンテンツは宇宙空間を舞台にしており、おもにミュージアムや科学館などでの設置を念頭に置いている。そのため、教育性の高いVRコンテンツをエンターテイメント感覚で体験することが可能だ。


複数人数での体験が可能


プレイする際には専用のVRヘッドセットとバックパックPCを装着する。複数人での体験が可能で、一度に最大6人のプレイヤーが参加することができる。


また、コンテンツは7m x 10mの広大なスペースを舞台にするため、自由度の高いVRコンテンツを体験することが可能だ。


外部スタジオと提携してコンテンツを開発


Noitom社は「Alice Space」で使用するコンテンツを開発するにあたって外部スタジオと提携しており、オーストラリアのVR開発企業Opaque Space社が開発に参加している。


同社は過去にNASAと提携した実績を持っており、その時の経験を活かしてクオリティの高い宇宙空間をVRで再現している。


様々な場所での運用が可能


Noitom社のCEOであるRoch Nakajima氏は、次のように述べている。


複数のプレイヤーが参加することのできる「Alice Space」が目指すゴールとは、素敵でハイクオリティなVR体験を多くの人々に提供することです。(バーチャル空間の中で)月面を歩く体験は、素敵なものになるでしょう。

「Alice Space」はテーマパークやミュージアム、エンターテイメント施設での展開を念頭に置いており、マネタイズ可能で長期間使用することが出来、かつすぐに使うことができるソリューションです。本コンテンツを体験した人は誰でも、このユニークな体験を忘れられないでしょう。

プレオーダーを受付中


「Alice Space」は現在プレオーダーを受け付けており、最初のバージョンは2018年1月のリリースを予定している。


ロケーションベースのVR体験を可能にする様々なデバイス


ロケーションベースのVR体験の長所は、プレイエリアが広大であることと、専用のプラットフォームを用いてハイレベルのVR体験が可能になることだ。プレイヤーはバーチャル空間の中を歩いたり走ったり、もしくは銃型のコントローラーを用いて、より没入度の高いVR体験がプレイできる。


現在、様々なアーケードVR向けのデバイスが登場しており、いくつかの施設では実用化されている。


「Omni」


Virtuix社が開発するVR歩行システム「Omni」は、ランニングマシーンのように移動することでバーチャル空間内を歩いたり、走ったりできるシステムだ。


「Omni」はアーケード向けのデバイスで、Virtuix社は先日、本デバイスに対応したコンテンツを配信、管理するプラットフォームである「Omniverse」をリリースしている。



同プラットフォームでは管理者がゲームの課金状況を管理したり、課金によって得られた収益をコンテンツ開発スタジオに分配するなど、アーケードでのVR体験を管理面まで含めてスムーズ化するものだ。


「Omniverse」でプレイできるコンテンツには、「Omni Arena」のようなOmni専用コンテンツ、もしくは「SoulKeeper VR」のような既存のVRゲームのOmni移植版もプレイすることができる。


「Birdly」



Somniacs社が開発する「Birdly」では、ヘッドセットを着けてリアルな飛行感覚を楽しむことができる。


バーチャル空間内には高解像度なグラフィックによる街が描かれ、まるで自分が鳥になって、ビルとビルの間や道路を見下ろしながら自由に飛んでいるかのような感覚になる。


風を再現するファンが取り付けられ、身体を固定するベッドは自分が向かおうとしている方向に向かって稼働する。操作にはコントローラーは必要なく、身体の動きのみで操作する。そのためプレイヤーは実際に空を飛んでいるかのような体験ができる。


「T3R Simulator」



VRエンターテイメント施設「VR PARK TOKYO」を運営するアドアーズ株式会社は、VRドライビングシミュレーター「T3R Simulator」を同施設で展開している。


「T3R Simulator」は、現役のプロレーサーである古賀琢麻(こが たくま)氏が代表を務める株式会社アイロックによって開発、プロデュースされた、リアルなドライビングシミュレーターだ。


渋谷にある「VR PARK TOKYO」はオープンから7ヶ月で50,000人以上が来場するという盛況ぶりだ。同施設が提供するアトラクションの中でも、VR技術ならではの臨場感と、実写さながらの挙動により、リアルなドライビングを体験できる「T3R Simulator」は、特に人気の高いアトラクションの一つだという。


参照元:VRFocus Noitom Launches VR Location-Based Education Platform


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