20年以上のシリーズの歴史の中を誇るフライトシューティング「エースコンバット」。
最新作『エースコンバット 7 スカイズ・アンノウン』では遂にPSVRに対応することが決定している。
美麗なるグラフィック、重厚なストーリー、熱いBGM…。
本特集では、エースコンバットシリーズを最新作まで画像多めでまとめ、シリーズを振り返ることでその進化の歴史を辿りたい。
エースコンバット 7 スカイズ・アンノウンとは
美麗なグラフィック、PS4®とUnrealEngine4の機能を駆使し、数々の戦闘機はもちろん、空に広がる雲や太陽の光、波立つ海面など、自然環境まで徹底的に作りこまれたシリーズ最高峰のグラフィックで、これまで以上にリアルな空での戦いを楽しめる。
また、大ヒットアニメ映画「この世界の片隅に」を監督した片渕須直が「04」「5」に引き続きシナリオを担当。
エースコンバット1
1995年発売。
アーケードゲーム「Air Combat」を移植作。プレイステーション1黎明期のソフトであり、今にして見ると画像の粗さが目立つが、シリーズ恒例ともいえる渓谷・トンネルなどは本作から既に登場しており、ほかにも僚機や無線、空中要塞のような超兵器の存在など、以降のシリーズでおなじみとなった要素のいくつかはすでに盛り込まれていた。
ロックなBGMは今でも評価されている。
エースコンバット2
1997年発売。
前作「1」のリメイク要素も強い続編。同ハード(PS1)ながらグラフィック・操作性が飛躍的に向上した。また「1」「2」のパワーアップリメイク版とも言うべき「エースコンバット3D クロスランブル」が2012年、ニンテンドー3DS用に発売された。
エースコンバット3 エレクトロスフィア
1999年、PS1にて発売。
シリーズ最後のPS1用ソフトである。
コンピュータネットワークと電脳化とAIがテーマ。
サイバーパンク的な世界感、ストーリー演出がかなり強化された。
シナリオにアニメ脚本家の佐藤大を迎え、作中のアニメパートは『攻殻機動隊』シリーズなどでおなじみのProduction I.Gが担当。
プレイステーション1の限界まで引き出したグラフィックやアニメ表現は今でも評価されている。
なお、マルチエンディングを採用している。とんでもないラストはネタバレなしで体感してほしい。
エースコンバット04 シャッタードスカイ
2001年発売。「4」ではなく「04」である。プレイステーション2に舞台を写し、映像面でも圧倒的強化がなされた。
本作より従来の無線システムに大幅な変更が加えられ、ミッション中に敵味方を問わずNPCが喋り続ける様になった。
戦争の悲哀を描いたストーリーも評価され、全世界で263万本の売上を記録。シリーズ初心者にオススメされる一作である。
エースコンバット5 ジ・アンサング・ウォー
2004年発売。
シリーズ最大級のボリュームを誇り、グラフィックは更に向上。重厚なシナリオは健在で、ハリウッド映画を彷彿とさせる熱いシナリオ、機体やBGMの多さから、シリーズで最もやり込み要素が豊富と評価される。
エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー
2006年、PS2にて発売。
フラメンコを多用した情熱的なBGMが、熱い戦いを描くストーリーと相成って燃えることうけあいである。
そして最終ステージのBGM「ZERO」はシリーズ屈指の名曲として今でも語り継がれる名曲である。
エースコンバット6 解放への戦火
2007年、Xbox 360で発売。
さらなるグラフィックの強化がなされ、4種類のオンラインプレイを実装している。
ミッション中、大量の機体とのバトルが可能になり、爽快感はシリーズでも随一。
派生シリーズ
2011年、PS3とXbox360にて「エースコンバット アサルト・ホライゾン」が発売。
2014年、PS3にてダウンロードにて基本無料の最新作「エースコンバット インフィニティ」が発売された。
なお、「1」や「2」は、携帯機にも移植が行われている。
まとめ
いかがだったろうか。リアルではない爽快感を追求した「フライトシューティング」が、リアルさを…そして、重厚かつ燃えるストーリーと、熱いBGMを獲得する歴史が伝われば幸いである。
筆者のオススメはサイバーパンクの世界感が世紀末感漂う「3」だが、今シリーズをはじめてプレイする方はやはり「04」ではないだろうか。しかし、どれも良作なのでオススメしたい。
『エースコンバット 7 スカイズ・アンノウン』詳細
タイトル | 『エースコンバット 7 スカイズ・アンノウン』 |
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ジャンル | アクション,シューティング |
開発元 | バンダイナムコエンターテインメント |
価格 | 不明 |
リリース日 | 2018年内 |
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