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VRゲームによる消費カロリーが発表される


VRゲームでカロリーを消費

VRゲームでカロリーを消費


VRゲームでは身体を大きく動かすものがあり、そうしたゲームは運動不足の解消やダイエットに効果的だと言われている。


さらに、最近では「ゲームを操作するために身体を動かすから、結果的に運動になるゲーム」ではなく「運動するために開発されたゲーム」も登場している。


こうしたVRゲームでダイエットに成功したという話もあるものの、VRゲームをすることで実際にどの程度のカロリーを消費することができるかは分からないままだった。ダイエット成功者の多くは食事内容の見直しや他の運動も行っているため、そちらの効果も考えられるからだ。


しかし、今回Virtual Reality Institute of Health and Exerciseが発表したデータによればVRゲームの消費カロリーは運動としての効果が期待できるレベルに達しているようだ。


VRゲームの消費カロリー


VRゲームのカロリー消費一覧

VRゲームのカロリー消費一覧


Virtual Reality Institute of Health and Exerciseは、サイト上でVRゲームの消費カロリーを一覧にまとめている。


その消費カロリーが他のどういったアクティビティに相当する強度なのかも示されているため、普段からカロリー計算を行っているアスリートでなくてもイメージしやすいのではないだろうか。


多くのゲームは毎分2~4キロカロリー程度(ウォーキングに相当)とあまり運動量が大きくないが、ゲームによっては水泳やダッシュに近いカロリー消費が可能なものもある。


一般ゲームでのカロリー消費


はっきりと運動やダイエットを目的にしたゲームもあり、そういったゲームは身体の動かし方にもこだわっている。腕全体を使って大きくコントローラーを振る必要があるものや、サイクリングマシンとVRゲームを組み合わせたものなどがそうだ。


こうしたゲームは効率的な運動が可能だが、中にはより激しくエキサイティングなゲームを求めるプレイヤーもいるだろう。ゲーム性を重視するなら、この一覧からなるべく消費カロリーが大きいものを選ぶと良いかもしれない。


Thrill of the Fight


特に多くのカロリーを消費できるとされているのが、VRボクシングゲーム『Thrill of the Fight』だ。


このゲームのプレイ中には、1分に15キロカロリー以上を消費することもあるという。これはダッシュ(ランニングではなく、走り込みに近い)に相当する


相手をノックアウトすれば終わりというボクシングゲームの性質上高い運動量が継続する時間は短いが、短時間でたくさん運動したいという要望には応えられるだろう。


Holopoint


Thrill of the Fightほどではないにしても、水泳並の毎分13~15キロカロリーという運動強度があるのが『Holopoint』だ。


Holopointは一見すると普通のウェーブシューターのようだが、敵からの攻撃を身体を動かして避ける要素がある。この避ける動きがプレイヤーの運動量を増やすことに繋がっているようだ。


Knockout League


Thrill of the Fightよりは軽めのボクシングゲームがしたいなら、『Knockout League』という選択肢もある。


消費カロリーは1分に8から10キロカロリー程度とThrill of the Fightに比べると控えめだが、それでもボート漕ぎ運動に近い。


ボクシングゲームを楽しみながらこれだけの運動量を確保できるならば、運動不足の解消には丁度よいのではないだろうか。


Audioshield


もっとオシャレに運動したいならば『Audioshield』だ。


Knockout Leagueと同程度の運動強度があるこの作品では、リズムに乗ってパンチを繰り出していかなくてはならない。


Virtual Reality Institute of Health and Exerciseが調査したのはModを適用していないバニラ状態だが、Modによってはさらに多くのカロリーを消費できそうなものもある。


ゲーマーにはピッタリ?



消費カロリーの一覧を見ると、一部のVRゲームがかなり激しい運動に相当するカロリーを消費してくれることは分かる。


しかし、動きの少ない多くのVRゲームはウォーキング程度、比較的動きの大きなものでもエリプティカルマシン(多くの人がスポーツジムと聞いてイメージできるであろう、手と足が連動して動くマシン)程度のカロリーしか消費しない。


物足りなく感じるかもしれないが、運動ではなくゲームをしているだけでウォーキングと同じ効果が得られると考えれば十分かもしれない。


もちろんウォーキングと全く同じ効果があるわけではなく、主に負荷がかかる部位も異なる。しかし、運動不足を感じているゲーマーがVRゲームに挑戦する根拠が増えたと言えるのではないだろうか。


対象タイトルの増加


Virtual Reality Institute of Health and Exerciseは、自作のVRゲームを測定のために提供するようにデベロッパーへと呼びかけている。


今後消費カロリーの分かるタイトルが増えるはずなので、自分の体力や求める運動量に合ったゲームを選ぶために使うこともできるだろう。


掲載タイトル数が増えれば、「フィトネス用のミニゲームではなく一般的なゲームを楽しみたい、でもついでにダイエットもしたい」というゲーマーが購入タイトルを選ぶときに利用できるものになりそうだ。


参照元サイト名:Virtual Reality Institute of Health and Exercise

URL:http://vrhealth.institute/


参照元サイト名:Upload VR

URL:https://uploadvr.com/vr-health-group-rating-many-calories-games-burn/


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