音楽にノりながらアクションゲームをプレイする「Airtone」が、historia. Inc.,よりリリースされた。
対応機種はHTC ViveとOculusRiftで、それぞれOculus Store、Steamよりダウンロードが可能。
価格はOculus Storeでは2,490円、Steamでは6月16日までスペシャルプロモーションが実施されており2,473円で購入が可能。
対応言語は日本語、英語、中国語(中国、香港、台湾)、韓国語。
ゲーム内容、世界観紹介
Airtoneは新感覚のエアーリズムアクションゲームで、体全体で音楽にノりながらステージをクリアすることによって特典を獲得していくという、音楽ゲームとアクションゲームが融合した新ジャンルのゲームだ。
「太鼓の達人」など、アーケードでプレイできる音楽ゲームと同じ性質のタイトルであるが、VR空間に没入して音楽と空間が完全にシンクロした世界でプレイする音楽ゲームによって、今までにない新感覚のゲーム体験を味わうことが可能だ。
また、アクションだけではなくキャラクターとのコミュニケーションによってゲーム世界が深まっていくというインタラクション性も組み込まれており、様々な方向性からゲームの面白さを追求したVRゲームという点でもオススメできる作品だ。
キャラクター
ゲームの主人公となるのはネオンという名の少女で、火星に取り残された彼女はパートナーのアンドロイドと共に冒険に出かけ、プレイヤーは彼女のアンドロイドとなって本ゲームをプレイするが、ゲームではネオンはあくまでプレイヤーのサポート役として機能する。
ルームパート
ゲームには「ルームパート」が設けられており、ホーム画面として機能するが、ルームのインテリアは獲得したゲームのスコアに応じて装飾を増やすことが可能になったり、ネオンの振る舞いが変化するなどのインタラクション性が盛り込まれており、ネオンとのコミュニケーションが、より一層ゲームを盛り上げる設計がなされている。
メインゲーム
プレイヤーは空中に浮かぶレーンの中を疾走しながら、レーンのあちこちに現れる「リズム」をコントローラー操作によって獲得していくが、「リズム」には音楽が宿っており、これを集めることによって新しい楽曲がアンロックされたり、ホームのアップデートやネオンとのインタラクションが増える。
音楽がとてもポップでキャッチーなのでノりやすく、まるで空中を飛んでいるような爽快感と疾走感を味わえるが、それぞれのマーカーを適切なアクションで捕まえることが出来るようになるためには慣れが必要で、音楽にノりつつも常に注意を研ぎ澄ます必要がある。
収録されている楽曲の数は少ないものの、1つの曲につき3つの難易度が設定されているため物足りなさを感じることなくプレイできるし、難易度を上げるとクリアするのがかなり難しくなるため何度もやりこむことが出来るし、また解像度も高くグラフィックの動きも極めてスムーズなのであっという間にゲームの世界観の中に没入できるはずだ。
プレイ方法
レーンを流れてくるリズムを、両手のコントローラーを動かしてゲットするのであるが、リズムの捕らえ方は3種類あり、それぞれコントローラーを「振る」、「マーカーの軌道をなぞる」、「トリガーを引く」という操作によって行えるが、それぞれの動作を取るタイミングはリズムを取りながら判定するので、リズム感覚が重視になるゲームだ。
気分をリフレッシュしたい時や感覚的なゲームで軽く遊びたい時などにうってつけでありながら、難易度を上げるとクリアするのは思ったよりも難しく、シンプルなルールのゲームでありながらハマりこんだプレイが出来るゲームとして奥の深さがある。
Steamのレビューでもかなり高評価を得ており、数時間ぶっ続けのプレイやデバイスの充電が切れるまでハマり込んだ、などのレビューが投稿されており、洗練されたゲームデザインによるハイクオリティなゲームであることが伺える。
2本のコントローラー操作によってゲームが進むため、HTC VIVEユーザーはコントローラーが付属しているので問題はないが、OculusRiftのユーザーはOculus Touchコントローラーのユーザーである必要がある。
動作環境
Airtoneの動作環境は以下の通り。(記載されているのは必要最低限のスペック)
OS | Windows 7、8、10 |
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プロセッサー | Intel i5-4590 同等以上 |
メモリー | 8 GB RAM |
グラフィック | Nvidia GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 同等以上 |
ストレージ | 730 MB 利用可能 |
参照元:VRFocus
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