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FacebookはVRに本気? FacebookがやってきたVRへの取り組みまとめ


FacebookはOculus Riftを開発したOculus社をいち早く買収するなど、VRへの取り組みを積極的に行っている企業の一つです。


つい最近では、Oculus Rifttに対応したソーシャルアプリ、「Facebook Spaces」をリリースしています。


今回は、そんなFacebookの動向をまとめ、FacebookがVRにどのような未来を見ているのかを考えていきたいと思います。


Facebookがoculusを買収



もともとOculus RiftをリリースしたOculus VR社は、パルマー・ラッキー氏とScaleformの共同設立者によって設立された企業でした。


Kickstarterで資金調達をし、2012に開発者向け初のVRHMD「Oculus DK1」を出資者向けに配布し、14年の3月に開発キットの後期モデル「DK2」が発表されました。


そして、2014年3月というVR機器がまだメジャーになっていない時期に、SNS最大手のFacebookにより20億ドルで買収されました。


[関連記事]:http://vrinside.jp/news/Facebook-acquisition-3-billion/


Facebook、インスタント記事にも360°動画/画像対応を開始



Facebookが行っているVRへの取り組みは、Oculus社の買収などハードウェア面だけではありません。


Facebook自体でもVR技術の発展に努めています。2015年には360°動画や画像の投稿に対応し、16年の10月には企業のプロモーション用のインスタント記事においても360°動画と画像を対応させています。


360°動画とは、VR技術を利用し、360°の全方位パノラマの映像をHMDやスマートフォンなどでも楽しめるVR簡易的にVRを楽しめるコンテンツの一つです。


他にも、2017年の3月にはGearVRを利用して投稿された360°動画をVRデバイスで100%満喫できるアプリケーションがリリースされています。


[関連記事]:http://vrinside.jp/news/Facebook-instant-articles-360-videos-photos/


[関連記事]:http://vrinside.jp/news/Facebook-360-gear-vr/


Facebookが360°カメラを発表



FacebookはOculusのほかにも、360°動画を撮影するための360°カメラを開発しています。


「Surround 360」という名前の”誰もが作れる、改良できるカメラ”として開発されたオープンソースのカメラで、自分で組み立てて自由に改良できるのが特徴です。


非常に高価なキットの為プロ仕様のもので一般向けではないようですが、OculusからCV1が登場したように、一般向けにも広く販売される日がそう遠くない未来にやってきそうな気がします。


Oculus対応のVRソーシャルアプリ「Facebook Spaces」をリリース



Facebookの一番反響の大きかったVRでのリリースはやはり、「Facebook Spaces」でしょう。


Facebookに投稿された顔写真をもとに自動的に実際の顔にそっくりのアバターが作成され、バーチャル空間上でボイスチャットを楽しめます。


VRの高度なトラッキングで、通常のボイスチャットやカメラを使ったビデオチャットよりも生身の動きを感じやすく、対話の相手との距離感をより現実と近く感じることが出来ます。


直感的なUIで簡単に操作できる点や、「Tilt Brush」のような空中にお絵かきができる機能も搭載し、コミュニケーションの幅をさらに拡張してくれます。


アバター同士のセルフィー機能などもあり、OCulusが世界的に普及した未来において、国境や言語の壁を越え、世界中どんなに遠くにいる相手だろうと疑似的に出会うことが出来る。


そんな未来を感じさせてくれるアプリケーションです。また本コンテンツのクオリティの高さから、FacebookがなぜOclusを買収したのかも見えてくるかのようでした。


今後Facebookはどのような展開をしていくのか


Facebookは、このほかにもVR関連企業に多く出資していたり、VRに対して大きな貢献を続けています。


現に、FacebookのCEOであるザッカーバーグ氏は、スマートフォンが世の中を変えたようにVRもネットワークの常識を変えるとし、多くのVR関連のリリースをしています。


しかし、まだまだ成長途中のVRなのですぐに「その時」が来るとは、考えていないようで、これらのリリースはその準備段階に過ぎないと思います。


それを裏付ける根拠として、ザッカーバーグ氏の発言が挙げられ、FacebookにとってのVRは「今のところ」主要なビジネスではないとはっきりと明言されています。


主要なビジネスではないとしているものの「今のところ」と意味深な付け足しをしていることからも、やはりVRがPCやスマホに打って変るだろう「その時」を確かに予想しているようにも思います。


今の所、そうではないというのはおそらくVRの普及率の低さだけでなく、デバイス的な限界点があり、酔いの問題なども抱えていて、まだ成長途中のものだからということなのではないでしょうか。


Facebookが思い描くスマホにVRが打って変るその時はいつになるのか、そしてその時が来たら私たちの生活がどのように変わるのか、すべてを予想することはできませんが今から楽しみですね。


そんな未来の可能性を少しでもはやく感じてみたい方は、是非Oclusu RIfftで「Facebook Spaces」を遊んでみてはいかがでしょうか?


[関連記事]:http://vrinside.jp/news/Facebook-vr-is-not-main-business-now/


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