2018年もどうぞよろしくおねがいいたします。
今回はCheetahDataのデータから2017年12月度版のアメリカのゲームアプリアクティブユーザー数ランキング(Androidのみ)を見てみます。
※このランキングはCheetahDataのActivePenetrationRateを元に順位を算出しております。
その後日本発のゲームタイトルのアメリカ内での順位も見てみたいと思います。
【アメリカ ゲームカテゴリ アクティブ浸透率ランキング 1-20位 】 December,2017
アメリカのランキングですが日本でも見慣れたアプリが多く確認できると思います。
1位と7位にはKING社のCandyCrushシリーズがランクインし強さを示しております。2016年に世界を席巻したPokemonGOが上位に入っており、
それ以外にも1年以上前にリリースしているタイトルが多いように感じます。
試しに1年前のランキングを見てみると以下の結果でした。
【アメリカ ゲームカテゴリ アクティブ浸透率ランキング 1-20位 】 December,2016
驚くほど顔ぶれが変わっておりません。ビックリです。
収益性の面はわかりませんがユーザーを離さないという意味ではこれらのタイトルのゲームバランス、レベル設計は参考にするべき良例です。
日本でもプレイできますので一度体感してみるのもいいかもしれませんね。
ただしランキング上位に長寿タイトルが増えることは革新的なタイトルが出にくくなっていることの表れとも受け取れます。
今後新興勢力の台頭に期待します。
今度はアメリカのランキング内から日本発のタイトルを探してみました。
24位 Super Mario Run / Nintendo Co., Ltd.
31位 animal Crossing: Pocket Camp / Nintendo Co., Ltd.
52位 Final Fantasy XV:A New Empire / Epic Action LLC
79位 DRAGON BALL Z DOKKAN BATTLE / BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
133位 Yu-Gi-Oh! Duel Links / KONAMI
164位 NARUTO X BORUTO NINJA VOLTAGE / BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
178位 Fire Emblem Heroes / Nintendo Co., Ltd.
この結果からは日本のIPはアメリカでも多くのファンを持っていることが伝わってきます。
2017年になってから日本のランキングにも国外産のゲームタイトルが目立つようになりました。
今後スマホゲーム領域においてはますます国境が取り払われ、グローバル展開を前提にした攻防が繰り広げられていくことと思います。
今回はアメリカ市場のランキングで見ましたが日本のタイトルが今後世界中に広がることを期待します。
次回は南米地域のゲーム事情をランキング形式でお伝えいたします。