- 未開拓の顧客層向け新ブランド投入で、資産価値と投資リターンの最大化を目指す
- アジアにおける「ガーナー」ブランドの拡大に向けた基盤とし、今後も好立地で質の高い中価格帯ホテルを求める旅行需要の取り込みに注力
東京, 2024年3月14日 - (JCN Newswire) - アジア全域で不動産投資を手掛けるアクス・マネジメント・パートナーズ(Axe Management Partners、以下、「アクス・マネジメント」)は本日、大阪のホテル 3 物件について、キャピタランド・アスコット・トラスト(以下、「CLAS」)より 107 億円での取得を完了しましたので、お知らせいたします。
今後、アクス・マネジメントと IHG ホテルズ&リゾーツ(以下、IHG)は、新ブランド「ガーナー」の北米以外の地域での展開に向けてブランドコンセプトの構築、設計や改装工事などに協業して取り組みます。両社はターゲットを絞った営業、マーケティング、運営戦略によって差別化を図り、訪問客の記憶に長く残る充実した顧客体験を提供することを目指します。今回の 3 ホテルはいずれも 2024 年末までに開業予定で、それぞれ異なるデザインの施設とアメニティを備え、プレミアム感ある中価格帯ホテルとして魅力度の高い選択肢を提供します。
今回取得した3軒のホテルは現在、WBF本町、ホテルWBF北船場EAST、ホテルWBF北船場WEST として展開しており、総客室数 500 室超、総面積 10,000 平方メートル超の規模を誇ります。大阪の一等地である本町中心に位置し、地下鉄の駅にも近く、商業施設や心斎橋エリアは徒歩圏内です。また、難波駅と梅田駅へは御堂筋線で直通 2駅、新大阪駅へも直通5駅です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、さらには 2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)予定地や日本初統合型リゾート・カジノ設立予定地へも電車約 25 分でアクセス可能です。
アクス・マネジメント創設者兼 CEO のゲイリー・クオックは次のようにコメントしています。「今回、日本において大きな価値創出の可能性を秘めたホテル案件を取得できたことを大変嬉しく思います。当社が持つホテルの開発・運営力に、柔軟なリブランド戦略を組み合わせ、3 つのホテルをターゲットとするお客様にとって魅力的なホテルに生まれ変わらせることで、資産の潜在力を引き出し、収益力を高めます。」
アクス・マネジメント創業者兼マネージング・パートナーのサム・ラウは次のように述べています。「当社では向こう 12 ヶ月の間に日本およびアジアの一部の地域で非常に魅力的なビジネスチャンスが顕在化するとみています。現在の日本には訪日客を呼び込むモメンタムに勢いがあり、今後しばらくは継続するとみています。今回の投資は当社の日本市場へのコミットメントを示すものであり、近い将来もさらなる資本を投下し、積極的に投資を行っていく予定です。」
いずれのホテルも商業地区や観光地に近い大阪中心地にあり、旅行のみならずビジネスを含む需要拡大が期待できます。日本政府観光局によると、以前は最大のシェアを占めていた中国からの訪日観光客数が 2023 年第 4 四半期は 2019 年同四半期と比較して 40%以下とまだ低水準にとどまっているにもかかわらず、全訪日観光客でみるとパンデミック前の水準を上回っており、今後さらに増えることが期待できます。また、商業用不動産サービス会社 CBRE およびホテル専門調査会社 STR のデータによると、客室平均単価と客室当り売上高は現在2019年の水準を上回ってきています。さらに日本のホテルへの投資額は 2023 年には過去最高水準を記録、ホテル投資市場も堅調に拡大しています。
アクス・マネジメント・パートナーズについて
アクス・マネジメント・パートナーズは、東京と香港に拠点を置き、アジア全域を対象とするマルチ・アセット・クラスの不動産投資会社で、開発、付加価値創出、スペシャル・オポチュニティーズに特化しています。ビジョナリー・リーダーが設立、長年にわたる不動産投資経験を有するスタッフで編成するチームが数十億ドル規模の地域横断的なプロジェクトや投資案件を手掛けています。唯一無二の投資機会提供の追求を基本方針とし、地域に対する深い洞察力と専門性が必要とされる将来性の高いベンチャー投資機会を投資家の皆さまに提供しています。長期的なトレンドが市場の成長を牽引する中、当社はアジア全域を対象とした投資戦略とパートナーシップを通じて付加価値を生み出しています。
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