Toyota City, Japan, Apr 17, 2023 - (JCN Newswire) - LEXUSは、「Shaping the Future」というテーマのもと、ニューヨークを拠点に活動するアーティストで建築家のスーチ・レディ氏とのコラボレーションによる没入型インスタレーション「Shaped by Air」と、「LEXUS DESIGN AWARD 2023」受賞者4組による最終作品を、ミラノデザインウィークにて公開しました。この展示は、ミラノのSuperstudioで4月23日まで開催される予定です。
LEXUSのグローバルマーケティング責任者であるブライアン・ボレインは、「私たちは、創造性とインスピレーションを掻き立てるミラノという場で、レディ氏と再びコラボレーションできることを大変嬉しく思っています。レディ氏の人間中心のデザインアプローチと、LEXUS DESIGN AWARD 2023受賞作品の先見性が共鳴することで、来場者が新しい未来を想像するきっかけになればと思います。Lexus Electrified Sport、レディ氏のインスピレーション、そしてこれらの受賞作品は、いずれも先進的なデザインを象徴し、クラフトマンシップとサステナビリティに対する我々の継続的なコミットメントを表現しています。」と述べました。
インスタレーション「Shaped by Air」
LEXUSは長年にわたり、様々なクリエイターとのコラボレーションを通して、魅力的で没入感のある体験を提供してきました。今年のミラノでは、レディ氏とコラボレーションし、コンセプトカー「Lexus Electrified Sport」から着想を得た「Shaped by Air」を展示します。この作品は、2022年のマイアミ・アート&デザイン・ウィークにて初めて公開されましたが、ミラノデザインウィークのために再構築し、来場者がより楽しめるよう五感を刺激する新たな没入型インスタレーションとしました。LEXUSが掲げる人間中心、カーボンニュートラル、そして細部までつくり込まれたデザインを表現しています。
今回の「Shaped by Air」は、天井から吊り下げられた様々な形状で表現された「森」の中に、Lexus Electrified Sportが実物大の大きさで姿を現します。鮮やかな緑色で様々な長さの有機的で質感のある葉のようなオブジェは、アンリ・マティスの切り絵を思わせます。一部ポストコンシューマーリサイクル素材で構成された鉄とアルミニウムによって表現された「車」に光が差し込み、自然の中のゆらめきと共にあるクルマを想起させます。また、風をイメージした音の演出が、来場者をさらに自然との調和へと導きます。
レディ氏は、「アーティストやデザイナーと多くの共創をしてきたLEXUSと、再びコラボレーションできることを嬉しく思っています。この没入型インスタレーションは、体を包み込むような感覚をもたらし、クルマの中にいる時のような感覚に通じるものがあります。」と述べています。
会場1階では没入感あるインスタレーションが体験でき、2階には異なる視点で「Shaped by Air」を鑑賞頂けるラウンジがあります。ラウンジでは、レクサス車にも搭載されているパナソニックのナノイーXにより、リフレッシュされた空間を提供します。
会場展示に加え、デジタル上でも本インスタレーションを体感頂けるよう、デジタルアセット制作を専門とするDiorama社とのパートナーシップにより、メタバース空間においても「Shaped by Air」を展開しています。ダイナミックなデジタルフォレストとしてバーチャル空間で再現され、葉のざわめき、しなやかな空気の流れ、光の拡散に満ちた自然界を探索できます。さらに、カスタムされたInstagramフィルターを通して、インスタレーションの臨場感を味わうこともできます。
LEXUS DESIGN AWARD 2023最終作品の展示
レディ氏のインスタレーションに加え、デザインの力でより良い未来の創造を目指す「LEXUS DESIGN AWARD 2023」の受賞者4組による最終作品も展示しています。
本アワードは、LEXUSが掲げる基本原則「Anticipate(予見する)」、「Innovate(革新をもたらす)」、「Captivate(魅了する)」、そして「Enhance Happiness(そのアイデアがいかに人々に幸せをもたらすか)」を具現化する、豊かな社会とより良い未来を創造するためのアイデアを公募する国際デザインコンペティションです。11年目を迎える今年は、パオラ・アントネッリ氏、カリム・ラシッド氏、サイモン・ハンフリーズという世界的に活躍する審査員により「Design for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)」というテーマのもと4作品が選出されました。
サイモン・ハンフリーズChief Branding Officerは、「私たちデザイナーは、より良い未来のために、革新的なアイデアや美しいデザインを通して、社会課題に対する解決策を生み出すという使命を負っています。この観点において、受賞作品は“デザインの力”を改めて気付かせてくれました。」と述べています。
受賞後、4組の受賞者は、今年のLEXUS DESIGN AWARDのメンターである4名の世界的なクリエイター、マーヤン・ファン・オーベル氏、ジョー・ドーセット氏、スズキ ユウリ氏、スマイヤ・ヴァリー氏と対話を重ね、自らのアイデアをブラッシュアップする機会を得ました。受賞者は、メンターシップのプロセスを通じて既に魅力的なアイデアを、より実用的で機能的なデザインに進化させました。
Fog-X : パヴェルス・ヘッドストロム(スウェーデン出身、デンマーク在住)
水不足の乾燥した環境において、空気中の霧を集めて水に変え、飲み水を提供するシェルターへ拡張可能なジャケット
Print Clay Humidifier : ジャーミン・リュウ(中国)
セラミック廃棄物をリサイクルして作られた、電力を必要としないサステナブルな加湿器
Touch the Valley : Temporary Office(ヴィンセント・ライ(シンガポール出身)、ダグラス・リー(カナダ出身)、米国在住)
視覚障がいを持つ人が、触覚を通じて物理的な世界の構造を楽しみながら学ぶことができる3Dパズル
Zero Bag : パク・キョンホ&ホ・イェジン(韓国)
水溶性プラスチックに紙状の洗剤や重曹のフィルムを組み合わせた環境に配慮した梱包用パッケージ
メンターを務めたスマイヤ氏は、「受賞者がそれぞれの作品に懸命に向き合う姿を間近で見ることができ、感激しました。どのプロジェクトも、現代社会の問題に対し情緒的でありながら的確な提案で、より美しく明るい未来の実現を目指しています。」と述べています。
ミラノでは、初公開となる受賞者の最終作品と共に、3ヶ月間のメンターシッププログラムを通した彼らの成長と進化の過程をご覧いただけます。
また、LEXUS DESIGN AWARD 2023は、ミラノの会場とオンラインにて、「Your Choice Award」を実施します。「Design for a Better Tomorrow(より良い未来のためのデザイン)」を最もよく表しているお気に入りのアイデアに投票いただけますので、是非ご参加ください。
本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://global.toyota/jp/newsroom/lexus/39077381.html
概要:トヨタ自動車株式会社
詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。
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