TOKYO, Mar 22, 2023 - (JCN Newswire) - 当社は、経済産業省および東京証券取引所より、女性活躍推進に優れた企業として令和4年度「なでしこ銘柄」に選定(注1)されました。「なでしこ銘柄」は、本年度から、企業における女性活躍の取り組みの一層の加速を目指して、調査内容や選定基準、評価プロセスが大幅に見直されており、当社はこれらの変更後初の選定企業となりました。
当社は、富士通グループのパーパスである「イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと」を実現するために、性別や国籍、年齢などに関わらず、多様な人材一人ひとりの異なる価値観や能力を活かし合える環境・カルチャーを実現し、誰もが公平・公正にチャレンジできる「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン」(以下、DE&I)が不可欠と考えています。その中でも、女性活躍推進については、従来から経営課題の一つと捉え、積極的に取り組んできました。
今後も、ジェンダー・ダイバーシティの一環として女性活躍推進をはじめとするDE&Iの活動を、グループ一体となって推進していきます。
なでしこ銘柄とは
「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた上場企業を「中長期の企業価値向上」を重視する投資家にとって魅力ある銘柄として紹介することにより、そうした企業に対する投資家の関心を一層高め、各社の取り組みを加速化していくことを狙いとしたもので、経済産業省と東京証券取引所が共同で2012年度より実施しています。
2022年度は、調査内容や選定基準、評価プロセスなどが一新され、人的資本経営の必要性の高まりや非財務情報の開示促進などの潮流を捉え、より経営戦略と連動した女性活躍推進の取り組みが企業選定のポイントとなりました。東京証券取引所の全上場企業約3,700社(注2)を対象に募集され、応募企業の中から17社(17業種で各業種1社)が選定されています。
当社のジェンダー・ダイバーシティへの取り組み
当社は、パーパスの実現に向け、グローバルで社会的責任を果たしていくための7つの重要課題から成る「グローバルレスポンシブルビジネス(GRB)」の枠組みの「人権・多様性」という課題の中で、エクイティ(公平)を重視したDE&Iの推進に取り組んでいます。
その中でジェンダーをDE&Iの重点領域の一つに位置付けており、女性活躍においては、KPIに設定したリーダーシップレベルにおける女性比率を定点観測するだけでなく、採用活動や人材育成、マインド改革を中心とした様々な取り組みを継続的に実施することで、多様な価値観を反映できる組織風土を目指しています。
また、一人ひとりのキャリアプランに応じた自律的な挑戦を促すために、女性社員向けのワークショップを開催しています。さらに、支援者の代表として経営層の中から選任されたエグゼクティブスポンサーが、女性社員との対話や全社員に向けたメッセージを通して推進活動を支援する体制を構築しています。
これに加えて、働き方の観点においては、2020年7月に新たな働き方のコンセプトとして発表した「Work Life Shift」を推進しており、業務の内容や目的、ライフスタイルに応じて時間や場所をフレキシブルに活用できるなど、柔軟な働き方ができる制度を整えることで仕事と生活のシナジーを追求し、生活の充実を生み出しています。このような取り組みを通じて、従業員一人ひとりのWell-beingを実現することも、女性活躍推進の後押しとなっています。
今回の「なでしこ銘柄」選定を受け、今後も社内のみならず様々なステークホルダー、さらには社会を牽引し、より一層DE&I推進の取り組みを行っていきます。
本リリースの詳細は下記をご参照ください。
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/03/22.html
概要: 富士通株式会社
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