モンゴル国の航空需要は、同国の政治・経済・商業の重要拠点である首都ウランバートルを中心に増加傾向にあり、現空港の2018年の旅客数実績は前年比14%増の142万人を記録しております。今後も同国の豊富な地下資源や畜産資源に対する投資拡大等を背景に、航空需要の増加が見込まれており、空港の重要性はますます高まっております。
また、現空港は南側と東側を山に囲まれた地理的制約から、滑走路の片側からしか離着陸が出来ず、風向き等の気象条件により運用が制限されています。航空需要が高まる中、このような諸問題を解決し、首都空港としての安全性・信頼性の改善と利便性の向上を図ることを目的に、日本政府よりモンゴル国政府に供与された円借款を資金として、ウランバートル市中心部の南方約50kmの場所に新空港が建設されました。
新空港の運営にあたっては、空港を含めたインフラプロジェクトの事業運営・建設の実績を多数持つ三菱商事、日本の2大空港である成田国際空港を運営するNAAと羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビル、そして国内外の空港でのリテール事業や海外での空港運営実績を持つJALUXの4社の知見を糾合し、安全を最優先に、新空港の能力を生かし就航路線や便数を拡大していくこと等で空港サービスの利便性の向上に努めます。また、魅力ある商業施設の整備・運営等を通じて収益力の強化を図ります。日本・モンゴルの二国間協力の新たな象徴である新空港が、両国民をはじめ世界各国から訪れる多くの方々に親しまれるとともに、新空港の運営事業を通じて、モンゴルの経済・社会の持続的な発展に貢献することを目指してまいります。
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概要:三菱商事株式会社
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