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SUPER GT 第6戦 SUGO GT 300km RACE、LEXUS勢はハンデに苦しみ立川/石浦組が5位フィニッシュ


Toyota City, Japan, Sep 18, 2018 - (JCN Newswire) - 残り3戦、最大のウェイトハンデで臨むこととなったSUGOラウンドで、ランキング上位につけていたLEXUS勢は苦戦。波乱のレースで7番手スタートからじりじりと追い上げた立川 祐路/石浦 宏明組 ZENT CERUMO LC500 38号車が最上位の5位。ヘイキ・コバライネン/小林 可夢偉組 DENSO KOBELCO SARD LC500 39号車が10位でポイント獲得という結果に終わりました。

SUPER GT第6戦「SUGO GT 300km RACE」が9月15日(土)、16日(日)の両日、宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。

年間8戦で戦われているSUPER GTも今大会を含め残り3戦。最終戦第8戦はノーハンデ、第7戦はポイント×1kgで戦われますが、今大会はポイント×2kgのフルウェイトで戦われる最後のレースです。

第5戦を終えた時点でドライバーズランキングではディフェンディングチャンピオンの平川 亮/ニック・キャシディ組 KeePer TOM'S LC500 1号車がランキング首位、au TOM'S LC500 36号車の関口 雄飛が同2位につけるなど各車がかなり重いウェイトを科される厳しい状況の中、タイトル獲得を目指して少しでも多くのポイントを稼ぐべく、各チームSUGOのマウンテンコースに臨みました。

予選
15日(土)、午前中に行われたフリー走行は、途中から降り始めた雨によりヘビーウェットのコンディションになりましたが、その後雨は止み、午後の予選はほぼドライコンディションで行われました。

GT500クラスのQ1は、直前のGT300クラスのセッションでクラッシュによる赤旗中断があった影響で予定よりも遅れた午後2時52分開始されました。通常よりも短い10分間のセッションということもあり、各車早くからコースイン。

LEXUS勢でまず好タイムをマークしたのは、ヘイキ・コバライネンがアタックしたDENSO KOBELCO SARD LC500 39号車。しかし、翌周もアタックを続けたコバライネンはSPコーナー立ち上がりでコースオフを喫し、タイヤバリアにクラッシュ。セッションは赤旗となってしまいました。これにより、Q1通過可能なタイムをマークしていた39号車でしたが、赤旗の原因としてタイムが抹消され、最後尾スタートとなってしまいました。

10分強の中断の後、2分45秒という、一発アタックしか出来ない残り時間でセッションは再開。各車僅差でタイムを塗り替え合いながらQ2進出を目指しました。石浦 宏明がアタックしたZENT CERUMO LC500 38号車が5番手、ルーキーの山下 健太が健闘を見せたWedsSport ADVAN LC500 19号車が7番手でQ2進出を果たしましたが、平川がアタックした1号車は最後の最後に0.017秒上回られて惜しくも9番手でQ2進出ならず。中嶋 一貴の36号車も僅差の10番手、フェリックス・ローゼンクヴィストのWAKO'S 4CR LC500 6号車が11番手でQ1敗退となりました。

Q2は19号車を国本 雄資、38号車は立川 祐路がドライブ。19号車が6番手、38号車が7番手グリッドから決勝に臨むこととなりました。

GT300クラスは、1周が短く狭いSUGOということもあり、前大会までのランキングから、偶数順位、奇数順位で2グループに分けてそれぞれ14台ずつでアタックし、各グループの上位7台がQ2へ進出するというシステムで行われました。

Aグループでは、SYNTIUM LMcorsa RC F GT3 60号車が宮田 莉朋のアタックで6番手に入りQ2進出。arto RC F GT3 35号車は14番手で敗退。

Bグループは、スタートして2分ほどでクラッシュがあり、破損したガードレールの修復のためにやや長い赤旗中断となりました。20分ほどの中断の後、残り9分でセッションが再開されると、嵯峨 宏紀のTOYOTA PRIUS apr GT 31号車がランキング2位、90kgものウェイトハンデをものともしない走りで2番手につけQ2進出。K-tunes RC F GT3 96号車が12番手、今大会よりドライバーに織戸 学を起用したTOYOTA PRIUS apr GT 30号車は織戸の懸命なアタック叶わず13番手でQ2進出ならず。2グループの総合による決勝グリッドは、96号車が24番手、30号車が26番手、35号車が27番手となりました。

Q2では、吉本 大樹がアタックした60号車が9番手、平手 晃平の31号車が12番手グリッドを獲得しました。

決勝
16日(日)は好天に恵まれ、強い日差しで暑さを感じるほどの気候となりました。朝からサーキットに詰めかけ、グランドスタンドを埋め尽くしたファンの皆様の見守る中、午後2時に宮城県警の白バイとパトカーによる交通安全啓発パレードラップ、フォーメーションラップに続き、81周で戦われる決勝レースのスタートが切られました。

順当なスタートで上位勢に順位の変動は無いまま序盤戦は推移。LEXUS勢は中団グループでじりじりと順位を上げていく展開となりました。

レース中盤に入ると、各車が給油、タイヤ交換とドライバー交代のためにピットへ。最後尾スタートからぎりぎりまで引っ張った39号車が最後に46周目終了でピットへ向かい、全車がピット作業を終えた時点で、LEXUS勢の最上位は4位の38号車。後半を担当した石浦が表彰台を目指し、前車との差を詰めていき、65周目にはほぼテール・トゥ・ノーズ状態に。

しかし、67周目、GT300クラスのプリウスが接触からクラッシュ。セーフティカーが導入されました。これにより前後のマージンはほとんど無くなり、残り6周で再スタート。38号車は燃料リストリクターでストレートの速度が抑えられるため、後続の猛追を受けることとなり、最初の1コーナーでは何とか抜き返したものの、翌々周のストレートでかわされ5位に後退。その後は各所でクラッシュが続発する荒れた終盤となり、38号車はそのまま5位でチェッカー。

LEXUS勢はウェイトハンデとセーフティカーに苦しめられるレースとなり、38号車が最高位の5位、39号車が10位でポイント獲得という結果に終わりました。

GT300クラスでは、12番手スタートの嵯峨がポジションを守り、早めにピットへ向かうと、後半を担当した平手がポイント圏内へと浮上。逆に前半担当の中山 雄一が引っ張って後半ピットインした96号車と9位争いを繰り広げましたが、61周目、SPコーナーで2台は接触。アウト側にいた31号車はタイヤバリアにクラッシュし、惜しくもレースを終えることとなってしまいました。

96号車はピット時の作業人数超過ペナルティに加え、この接触でもペナルティを受けることとなり後退。60号車が9位でポイント獲得を果たしました。

本リリースの詳細は下記URLをご参照ください。
https://newsroom.toyota.co.jp/jp/lexus/24599218.html

概要:トヨタ自動車株式会社

詳細は http://toyota.jp/ をご覧ください。

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