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陳菊高雄市長、エコモビリティアライアンスの主席続投 低炭素都市発展に意欲


KAOHSIUNG, TAIWAN, Oct 6, 2017 - (JCN Newswire) - 南部・高雄市で現在開催中のエコ交通の利用促進イベント「エコモビリティ世界フェイスティバル2017」の内外メディア向け記者会見が3日開かれました。陳菊・高雄市長は高雄市における同イベント推進の経験を紹介したのち、エコモビリティの推進を目指す世界自治体連携「エコモビリティアライアンス」の主席を2018年も務めることに合意する契約書に調印。エコ交通の推進に向けた高雄市の決意を世界に向かって明確に伝えました。

隔年で行われる同フェスは10月1日から一カ月にわたって高雄市の観光スポットとして知られる哈瑪星で催され、今年で3回目となります。期間中の2日から4日まで開かれたエコモビリティ世界大会には53の都市から1200人が集まり、大会のテーマであるシェアリングやインテリジェントについて議論を交わしました。会場では80種類以上の試乗可能な低炭素交通機関が提供されており、先進的な都市交通文化の創出に期待がかかっています。

市民らにイベント開催の目的を知ってもらおうと陳市長は、昨年末からウォーミングアップとしてのマーケットイベントを開催し事業者に50%の収入増をもたらしたと市の取り組みを紹介。開催にこぎつけた過程については哈瑪星近くに住む住民との意思疎通や海外からの貴賓の接待、部署を越えての資源の統合などのほかに、地元住民による参与こそが最も重要な支えとなったと振り返りました。

高雄市の低炭素発展を目指そうと、エコモビリティ世界大会が閉幕した4日、車より人を優先することなどが盛り込まれた「高雄宣言」が採択され、その成果は今年11月にドイツ・ボンで行われる国連気候変動枠組条約第23回締約国会議(COP23)で発表されます。高雄市は今後も地球温暖化や気候変動など地球規模の課題に向き合い世界とともに寄与していきます。

高雄市ではCO2の削減や持続可能な生態環境の発展、エコ交通などを実現しようと、自転車シェアリングサービスや無人自動運転バス、アジア初となる全線架線レスの路面電車の導入など様々な取り組みが行われています。

広報担当:呉冠慧(Anny Wu)
電話:886-7-3368333(内線2972)


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