あらゆる企業や組織の「課題解決と価値創造のパートナー」として、正社員採用、フリーコンサル、スポットコンサルなどを複合的にサービス展開するアクシスコンサルティング株式会社は「メディア向けラウンドテーブル」を3月6日(木)に開催。
CxOポジションを副業から始められるマッチングサービス「CxO-Pass」の紹介や、数多くの大学発ベンチャーの立ち上げや成長支援に関与された経験を持つ江戸川泰路氏をゲストに迎え、トークセッションを実施した。
スタートアップのCxOポジション人材の需要を満たす「CxO-Pass」とは
近年、 COO・CFO・CMO・CTOなど、社長の右腕となる様々な業務執行役が誕生している。
その中でもスタートアップが会社の成長を加速させていく上で、業務執行役の人材不足が深刻化しており、日本国内のスタートアップでの「CxO」ポジションの求人は年間で約5,000件にのぼると言われている。
「CxO(Chief x Officer)」とは、CEO、CFO、CTOなどの経営課題に取り組む特定分野の最高責任者のこと。
CxOの人材不足を解消すべく、アクシスコンサルティングは、スタートアップの約10%が契約する株式会社StartPassと共同で、コンサルタントがスタートアップのCxOポジションを副業から始められるマッチングサービス「CxO-Pass」を2024年9月に開始している。
メディア向けラウンドテーブルを開催!
ラウンドテーブルでは、サービス開始から約6カ月が経過したタイミングで、スタートアップのCxOポジションの採用状況や最新動向が伝えられた。
当日は、アクシスコンサルティング株式会社 代表取締役会長 COO 伊藤文隆氏がまず登壇し、挨拶およびスタートアップにおけるCxOの役割、人材市場の現状について説明。
同社の長期ビジョンとして、
「ハイエンド人材と企業との橋渡し役となり、スキルのシェア・再配置を通じて日本社会の持続的な成長に貢献する。各業界のキープレイヤーとの協業により、ハイエンド人材の能力を活用できる領域を広げることです。」
と表明。
CxOが慢性的な人材不足となっている中、アクシスコンサルティングとStartPassは共同で「CxO-Pass」を2024年9月25日にサービスの提供を開始。
「CxO-Pass」の利点として、
「未公開のCxO求人に出会える」
「ファウンダーと面談ができる」
「副業で相性確認ができる」
の上記3つが挙げられた。
トークセッションには、EDiX Professional Groupの江戸川氏、株式会社StartPass 代表取締役 ファウンダーCEOの小原聖誉氏が登壇。
スタートアップが求めるCxOの要件を聞かれた江戸川氏は、
「スタートアップ特有の話としては3つあると思っていて、1つがまずビジョンへの共感力。CxOが起業の後から参画すると考えると、スタートアップが“目指しているものや、解決したいと思っている課題をどう解決していくのか”というビジョンに惚れるっていう、そこは非常に重要な要素になってくるかなと。
そこに関連して、アントレプレナーシップも重要ですね。イノベーションを通じて社会を良くしていきたいというエネルギーのようなものですからね。」
と、これらを必要なマインドの話として挙げた。
続けて、
「一番重要なことが、高い専門性や業界知見・人脈など、それまでに経験してきたことや持っているスキルといったものが、スタートアップにおいては求められる。優秀そうな人や地頭が良さそうな人というよりは、どちらかというと専門性をしっかり持っている方が即戦力として求められるのかなと思います。」
と説明した。
トークセッションではそのほかにも、起業経験を持つ小原氏ならではのCxO採用への考え方や、実際に副業から株式会社StartPassに入社し、現在COOを務める早川浩之氏の入社経緯などを紹介。
CxOにまつわる幅広い内容のトークが繰り広げられた。
人材不足は今後も深刻化し、それに伴ってCxOを務めるハイエンド人材の数も減少していく可能性がこのラウンドテーブルのトークでも話題として出ている。
その中でスタートアップは実績や将来性の観点から、フルコミットでのCxO人材の採用が難しい場合が多い。
だからこそ、副業やパートといった形で関わることが、今後ますます重要になると考えられる。
スタートアップ企業を立ち上げたい方や、既に立ち上げた後だという経営者の方は、マッチングサービス「CxO-Pass」を活用してみてはいかがだろうか。