物流業界は現在、「2024年問題」という深刻な課題に直面しています。新しい労働基準法の施行により、ドライバーの労働時間が厳しく制限されることで、物流の供給が不安定になることが懸念されています。この状況において、企業努力がますます重要視されています。
総合建設機械レンタルの株式会社アクティオが実施した意識調査では、約8割の回答者が物流の2024年問題を認識している一方で、なんと6割は宅配便の遅延などの生活への影響を感じていないことが明らかになりました。この結果は、物流企業が懸命に取り組んできた成果を示しています。特に、折りたたみ式IBCコンテナ「ロジコン」は、1,000Lの容量を持ち、液体や固体、粉末など多様な搬送に対応するため注目されています。
「ロジコン」は内袋によって衛生的に保たれ、繰り返し再利用も可能で、環境負荷の軽減にも寄与します。また、折りたたみ設計により保管スペースの削減が可能で、物流効率向上にも貢献しています。さらに、共同配送などの効率化策を進める「アクティオグループ 物流協議会」が設立され、デジタル技術を活用した新たな物流の形も模索されています。
この調査は、2024年12月19日から12月22日に全国の20〜65歳の男女1,100名を対象に行われ、インターネットを利用して実施されました。今後も企業の革新策が物流業界の持続可能な成長へ導くことが期待されます。詳しくは「株式会社アクティオ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部香田