優れたDXの取り組みを表彰する「DXイノベーション大賞」。アワードを主催する日本オムニチャネル協会は、一次審査を通過した企業を発表しました。栄えある大賞は、同協会が2025年2月28日に開催する年次カンファレンス「オムニチャネルDay」で発表する予定です。
「DXイノベーション大賞」とは
デジタルトランスフォーメーション(DX)は、企業が競争力を維持し、成長するために不可欠な要素です。日本オムニチャネル協会は、DXを活用して「ビジネス共創」を目指す企業を表彰することで、さらなるイノベーションへの挑戦を促進します。これを通じて、すべての業界・企業・組織がつながり合うことを目指して「DXイノベーション大賞」を開催します。
1次審査結果速報!
DXイノベーション大賞は「事業会社部門」「ベンチャー企業部門」「支援会社部門」の3つの部門を設けます。今回、本選に進む企業を決める一次審査が開催されました。事業会社部門では次の4社が一次審査を通過しました。
・旭化成株式会社
・コマツ株式会社
・株式会社誠和
・BABY JOB株式会社
一次審査に携わった審査員は、「デジタルやITを駆使し、社会課題の解決に取り組む企業が目立つ。その中でも一次審査を通過した企業は、事業としての継続性を見込めるものが多かった。企業としてマネタイズすることを前提に、DXを利益創出の源泉と考える点を評価した」と述べました。
ベンチャー企業部門では次の3社が一次審査を通過しました。
・株式会社NGA
・株式会社shizai
・株式会社wash-plus
審査員は、「イノベーションの可能性を審査基準に設けた結果、3社の取り組みはユニークで評価すべきと判断した。DXを単なる既存業務を見直す手段と考えず、ゼロから新たなアイデアを生み出す手段と考える点を評価した」と指摘。さらに、限られた審査時間の中で資料を準備した参加企業に感謝の意も示しました。
支援会社部門では次の4社が一次審査を通過しました。
・株式会社Will Smart
・西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
・Dialogue for Everione株式会社
・株式会社USEYA
審査員は、「DX推進を支援する多様なサービスが出そろいつつある。多くの成果を上げるサービスも増えてきた。支援会社は顧客の課題を解決するためにどんなサービスやソリューションを用意しているのか。さらに利便性や生産性、効果を見込みやすいかなどを踏まえて選考した」と述べました。
ついに2月28日に結果発表!
DXイノベーション大賞の最終受賞企業は、日本オムニチャネル協会が主催する年次イベント「オムニチャネルDay2025」と同日に、2025年2月28日に発表されます。「オムニチャネルDay」は、業界の壁を越える年に一度の1日カンファレンスです。「DXイノベーション大賞」では単に企業を表彰するだけでなく、業界や地域のイノベーションの模範となる企業を発掘します。選出された企業の詳細な取り組みについては、日本オムニチャネル協会のホームページをご確認ください。
日本オムニチャネル協会
https://omniassociation.com/