株式会社ハイレゾは、インストールやプログラミングの知識が一切不要で、ウェブブラウザから簡単に利用できる画像生成AIサービス「PICSOROBAN(ピクソロ)」を新たにリリースしました。このサービスは、世界で人気の高いStability AI社の画像生成AI「Stable Diffusion」を基盤としており、初心者からプロフェッショナルまで、誰でも直感的な操作で高品質な画像を生成することが可能です。
「PICSOROBAN」は、高性能なパソコンを必要とせず、インターネット環境とウェブブラウザがあれば利用できます。使い方は非常に簡単で、アプリを起動し、モデル(Checkpoint)を選択して、描きたい絵のイメージを英単語で入力し、生成ボタンをクリックするだけで完了します。1枚の画像生成が約1.5秒で完了する高速性も特徴で、スムーズな作業が可能です。
また、このサービスはStable Diffusion Web UI(AUTOMATIC1111)を基盤としているため、高い拡張性を持っています。公開されている拡張用のモデルやLoRA、VAEをドラッグ&ドロップで簡単にアップロードでき、自分好みの画像生成が可能です。これにより、初心者でもプロフェッショナルでも、それぞれのニーズに合わせた理想の画像を作り出すことができます。
料金プランはポイント制を採用しており、必要な分だけポイントを購入して利用できます。アプリケーションに接続している間だけポイントが消費され、切断中は消費されないため、無駄なく効率的にサービスを活用できます。ポイントの最小消費単位は1分で、プランは10,000ポイント(約9.8時間分)から100,000ポイント(約98時間分)まで、利用状況に合わせて選択できます。ポイントの有効期限は30日間で、追加購入すると有効期限が延長される仕組みになっています。
さらに、サービス開始を記念して、初回会員登録をした方全員に2,000ポイント(約2時間分)を無料でプレゼントするキャンペーンを実施中です。この機会に「PICSOROBAN」の画像生成を体験してみてはいかがでしょうか。
同社によれば、一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)の報告では、世界の生成AI市場は2030年までに2110億米ドルに達し、日本市場も2023年の15倍となる1兆7774億円へと成長する見通しです。しかし、総務省が2024年7月に発表した「令和6年版情報通信白書」によると、日本の生成AIの利用率は9.1%に留まり、アメリカ(46.3%)や中国(56.3%)と大きな差があります(図1)。この低利用率の主な理由として、「使い方がわからない」と答えるユーザーが4割を超えることが挙げられています。
「PICSOROBAN」は、この問題に対処するため、使い勝手の良さと高いアクセシビリティを提供し、生成AIの普及を加速させることを目指しています。高性能なパソコンや複雑なインストール作業、プログラミングの知識が不要で、誰でも簡単に高品質な画像生成ができるため、生成AIのハードルを下げ、多くの人々に利用してもらえるサービスとなっています。
執筆:DXマガジン編集部