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コロナ禍の高校生活を経験 今年の新成人は「経済問題」に感度が高い!?


2025年に成人式を迎える新成人500人を対象に、彼らの関心事や価値観について調査が行われました。結果、新成人の多くが経済や金融政策に高い関心を持っていることが明らかになりました。特に「経済・金融政策」が41.4%で最も関心を集め、実生活に影響を与える物価上昇や円安に敏感であることが示されています。また、56.0%が貯蓄や資産運用を行っている一方で、その動きに二極化が見られます。デジタル化の進展も影響しており、生成AIを学習に利用する新成人が増加しました。また、自己認識で「自分らしさ」や「タイムパフォーマンス重視」を重視する傾向があり、これらの変化が今後の社会トレンドを予告しています。

2025年に成人式を迎える新成人500人を対象に、関心ごとや価値観、各種サービスの利用状況などを幅広く聴取しました。経済や金融問題への関心の高さを示しており、コロナ禍を経た今、新成人たちが抱える価値観や情報収集の仕方にも大きな変化が見られます。

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調査によると、経済や金融政策に対する関心は非常に高く、「経済・金融政策」が41.4%で第1位、「景気・雇用対策」が35.4%で第2位となっています。これらの数値は前年よりも6.4ポイントの増加を記録しており、社会の経済問題に対する感度が高まっていることが浮き彫りになりました。新成人たちが直面する物価上昇や円安といった実生活に影響を与える問題を敏感に受け取っている様子が伺えます。

また、貯蓄や資産運用に関する意識も変化を見せ、新成人の56.0%が「貯蓄や資産運用を行っている」と回答し、44.0%は「行っていない」と答えています。この結果からも、新成人たちの間では金融リテラシーの向上が進む一方で、実際に行動に移す人とそうでない人との二極化が進んでいることがわかります。

デジタル化の進展も見逃せない要素です。「生成AI」の使用頻度が週1日以上で37.0%に上り、学習活動の中で利用する新成人も増えていることが明らかになりました。これは、日常的な情報収集や学習のスタイルが変化していることを示唆しています。また、スマホでの検索時に「ChatGPT」といった生成AIを活用する割合も30.8%と前年から19.4ポイントも増加しており、デジタルメディアの重要性が高まっています。

新成人たちの自己認識や価値観にも変化が現れています。「自分らしさを大切にする」との回答が48.0%に達しており、特に「タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する」という意識が高まっています。彼らは、時間を効率よく使うことを重視するようになり、ライフスタイルの選択にもその傾向が見えるようです。

2025年の新成人調査では、経済や社会問題に敏感であること、そしてデジタルメディアを活用した情報収集や価値観の形成が進んでいることを浮き彫りにしました。これらの結果は、今後の社会や経済における新しいトレンドを予告しているようです。詳しくは「株式会社マクロミル」の公式ページまで。

レポート/DXマガジン編集部小松

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