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あの「赤本」がAIに!撮影するだけの小論文診断で挑む大学入試の最前線


小論文の自己採点は難しい。だから続かない。そんな壁を越える道具が登場しました。株式会社 世界思想社教学社は、AIアドバイス機能を備えた「赤本AIシリーズ」を発売しました。手書き答案を撮影すると、4観点評価と10段階の総合評定が返ります。先生の負担が重い現場にも寄与します。アウトプット学習はどこまでラクになるのでしょうか。

自学自習を後押しする評価設計と現場ニーズの接続

株式会社 世界思想社教学社は、2026年4月6日に「赤本AIシリーズ」を全国の書店とオンライン書店で発売しました。対象は入試小論文です。手書き答案をスマートフォンやタブレットで撮影すると、4つの観点別評価と10段階の総合評定が表示されます。良かった点と改善点を具体的に示し、書き直しと再評価のサイクルを促します。答案がAIの学習に利用されないことも明記されています。価格は各2,750円で、A5判の208から224ページです。

開発の背景には、アウトプット学習が進みにくい構造があります。小論文は正解が一つではないため、自己採点が難しいという課題がありました。その結果、従来の対策書は書き方やテーマ解説が中心でした。学校や塾における添削は負担が大きく、指導できる教員も限られています。長文添削に時間を要するため、安易に課題として提示しづらいという現実がありました。赤本AIは、フィードバックの提供をAIで肩代わりし、学習継続を後押しします。

商品化前に、高等学校5校の協力で実証実験を行いました。対象は高校2年生で、期間は2025年11月からです。生徒の利用体験から得た意見を、AIの精度と使い勝手の改善に反映しました。参加者からは「評価と改善点が分かる」「自宅学習で便利」といった声が集まり、教員からも「小論文で受験する人の救世主になりそう」とのコメントが寄せられました。実装は、現場のフィードバックに根差した形で磨かれています。

技術面は教育特化の基盤を採用しました。株式会社みんがくの生成AIプラットフォーム「スクールAI」をベースにしています。「大学赤本シリーズ」の入試分析の知見を持つ編集チームが設計しました。加えて、小論文指導の専門家3名が監修し、みんがくのエンジニアが再現しました。入試小論文に最適化したアドバイス機能を構築し、専門家の指導経験に裏打ちされたフィードバックを提供します。

ラインアップは段階的に拡充します。4月6日発売は「文系 人文・教育」「文系 社会科学」「医歯薬系」「看護・医療系」の4点です。いずれも2027・2028年度受験用で、ISBNがそれぞれ示されています。5月下旬には「テーマ型・資料型」が追加予定です。使い方は共通で、付属の解答用紙に記述し、撮影し、AIのフィードバックを受けます。観点別の弱点が可視化され、再挑戦につなげやすい構成です。

導入手順もシンプルです。付属用紙に解答を書き、スマートフォンやタブレットで撮影します。赤本AIが評価を返し、良かった点と改善ポイントを提示します。学校現場では、長文添削にかかる時間の軽減が期待されます。添削の均一性が確保され、前提の共有が進みます。自学自習の継続と、指導現場の負担軽減の両立を図る設計です。

教学社は、大学入試の過去問題集「大学赤本シリーズ」を長年展開してきました。2027年版では369大学552点を刊行しています。YouTubeの「赤本チャンネル」や「赤本オンライン」などのデジタル支援に続き、赤本AIでアウトプット領域の支援を拡張します。自学自習の難所をAIで越えることを狙い、サポート体制を強化します。

見解として、観点別と総合の二層評価を用意した点は、書き直しの指針を明確にします。学校と自宅の両方で回る学習サイクルが、負担と不安の軽減に資する構成です。

詳しくは「株式会社 世界思想社教学社」の公式ページまで。 レポート/DXマガジン編集部

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