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国立と私立でここまで違う!難関大学合格者が選んだ“準備開始のベストタイミング”とは?


合型選抜入試で大学に合格し、かつ活動実績があった18歳から21歳の男女153名を対象に、大学の難易度と準備開始時期の関係性についてインターネット調査(実施期間:2025/6/13〜2025/7/18)が行われました。

結果は、国公立大・難関私立大・上位私大の合格者では高校2年生のいずれかの時期に準備を開始した割合が合計で50.98%に達したのに対し、その他私立大学の合格者では同期間の開始が17.64%に留まったことを示しています。具体的には、国公立・難関・上位私大の合格者で「高校1年生以前」は7.84%、「高校2年生の4月〜6月」13.73%、「7月〜9月」11.76%、「10月〜12月」13.73%、「1月〜3月」11.76%で、高校2年生合計が50.98%となっています。これに対してその他私大の合格者は「高校1年生以前」1.96%、「高校2年生の4月〜6月」0.00%、「7月〜9月」5.88%、「10月〜12月」2.94%、「1月〜3月」8.82%で、高校2年生合計が17.64%にとどまるという差が示されました。両者の差は約2.8倍に相当すると報告されています。

また、高校3年生の時期に準備を始める割合にも大きな違いが見られます。その他私大の合格者では「高校3年生の4月〜6月」が44.12%、「7月〜9月」が26.47%で、高校3年生合計は73.53%と、7割を超える“直前集中型”の傾向が明確でした。一方で国公立・難関・上位私大の合格者は高校3年生合計が39.22%にとどまり、より早期の準備開始が優勢であることが確認されました。さらに「高校1年生以前」から準備を始めた超早期層は国公立・難関・上位私大合格者で7.84%存在したのに対し、その他私大合格者では1.96%と、難関層における早期意識の高さが示されています。調査は、活動実績を持つ学生の中でも志望大学によって準備の開始時期に差があることを浮き彫りにしました。

理想の準備開始時期についても差が出ています。国公立・難関・上位私大の合格者では「高校2年生の7月〜9月」が19.61%で最多となり、「高校2年生の10月〜12月」17.65%と合わせて高2の夏〜秋を理想とする声が多く見られました。これに対してその他私大の合格者では「高校3年生の4月〜6月」が30.39%で最多となり、実際には多くが高3から準備を始めたものの、理想としてはやや前倒しを望む傾向も示されています。難関大合格者の中には、実際には高3春〜夏に準備を本格化させたものの、理想としては高2の夏〜秋に始めるべきだったと考える回答が多く、準備の「理想と現実」のギャップも明らかになりました。これらの結果は、志望する大学のレベルによって準備戦略や開始時期が異なる実態を示すものです。

まとめとして、調査は総合型選抜入試における「活動実績がある」合格者の準備戦略が大学の難易度によって二極化していることを示しました。国公立・難関・上位私大の合格者は半数以上が高校2年生までに準備を開始する早期準備型であり、その他私大合格者は7割以上が高校3年生からの直前集中型であるという明確な差が浮かび上がっています。合格者たちの理想としては、難関大合格者が高2の夏〜秋、その他私大合格者も高2冬〜高3春へ前倒しすべきだという意識が多く、実際の開始時期より早めに準備を進めることが望ましいとの点が指摘されています。以上の調査結果は、大学受験における戦略立案に示唆を与えるものとされています。

詳しくは「株式会社エンライク」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

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