2025年8月7日から9日にかけて、TikTokのライブ配信チャンネル「燕チャンネル」が韓国からのライブコマース配信を実施し、累計12時間の配信で合計5,500万円の売上を記録しました。配信中に次々と商品が完売する展開となり、その盛り上がりは韓国国内のニュースでも取り上げられるほど注目を集めました。配信では、韓国で人気のコスメブランドbravity(ブラビティ)との日本における総代理店契約の発表が行われたほか、innerTIDE(インナータイド)、lyajin(リアジン)といった注目ブランドも参加し、現地からリアルタイムで商品を紹介しました。

視聴者に向けた商品紹介は現地の臨場感を生かした内容で、ブランドの世界観や使用感をそのまま伝える演出が行われました。リアルタイムでのやり取りや限定オファーにより購買を促進し、多くの商品が配信中に完売しました。越境ライブコマースの特性として、本国からの配信がもたらす信頼感や希少性が購買意欲を後押しする効果も確認されています。
今回の配信は、日本市場に向けた販路開拓と現地ブランドとのパートナーシップ強化を目的に実施され、結果として販売実績とブランド認知の双方で大きな成果をあげました。ABITOKYOが企画・運営に関与し、配信の演出、在庫管理、物流対応などが連動したことで短時間での高い売上を実現しています。配信の成功は、プロモーション計画や決済・配送フローの整備、そして現地パートナーとの協働が噛み合った結果だと報告されています。
今後は、今回の成果を踏まえ韓国ブランドの進出支援やその他アジア市場でのライブコマース展開を強化していく方針が示されています。オンラインとリアル双方からブランド価値を高め、消費者との新たな接点を創出する取り組みを進める計画です。配信により得られた販売データや視聴者の反応は、今後のマーケティングや商品企画に活用される見込みです。
詳しくは「株式会社Sホールディングス」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松