株式会社KASHIKAが提供するSNS分析ツール「セカンドバズ」は、このたびの大型アップデートにより、分析対象データが1億件を突破したと発表しました。対象アカウント数は約12万から40万以上へ、総投稿数は約3,100万件から1億件超へと大幅に拡張され、特にYouTubeやTikTokといった動画プラットフォームのトレンド分析機能が強化されています。これにより、従来は感覚や経験に頼りがちだったSNS運用を、データに基づいて再現性高く設計できる基盤が整ったとされています。

セカンドバズは競合のバズ投稿から成功要因をAIが瞬時に抽出する機能を備え、ネタ探しの工数削減や企画立案の迅速化を実現します。KASHIKAはこのデータ基盤を活用して「丸投げ内製化支援」を提供し、単なる運用代行ではなくクライアントの一員としてデータドリブンで施策を提案、実行しつつ、最終的には社内で判断・運用できる状態へのノウハウ移転を目指すと説明しています。これにより、代理店任せでノウハウが蓄積されないという課題を解消し、再現性の高いSNSマーケティングを自社資産として確立することが可能になります。
具体的な活用イメージとして、コスメ・アパレルでは最新のカラートレンドや影響力の高いクリエイターを発見しUGC(ユーザー生成コンテンツ)を販促に直結させることが挙げられています。食品・飲料業界では「アレンジレシピ」などハッシュタグの文脈解析により商品利用の実態を可視化し、投稿やタイアップ企画の訴求設計に活用できます。観光・レジャー分野では競合の「映え」ポイントや訪問者の反応キーワードを抽出し、効果的なPRやインバウンド施策に役立てられます。
詳しくは「株式会社KASHIKA」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松