新たに12社が参画することが発表され、モビリティの未来を実験する拠点「Toyota Woven City」に大きな期待が寄せられています。この発表は、Woven Cityが進化し続け、未来の移動を変革するために必要なイノベーションを生み出す重要な一歩です。
このプロジェクトは、2020年にCESでその構想を公開し、2024年10月にはPhase1の竣工を迎える予定です。Woven Cityは、自動運転技術や次世代モビリティを実証するためのテストコースとして設計されており、人、モノ、情報、エネルギーが織りなす新しいライフスタイルを創出することを目指しています。
参画する企業は、ロケット開発からペット医療まで多岐にわたり、特にインターステラテクノロジズ株式会社はトヨタの技術支援を受けてロケット製造体制を強化します。このように多様な専門性を持つ企業が協力することで、Woven City内での実証実験がより多角的な視点で進行することが期待されます。
Woven CityのInventorsは、トヨタやグループ企業だけでなく、スタートアップや起業家など、共通のビジョンを持つ多様なパートナーと共に活動し、Weaversと呼ばれる住民やビジターからのリアルなフィードバックを受けながら新たなプロダクトやサービスの開発を加速させていきます。
Woven Cityでは、さらに多くの仲間を迎えるためのアクセラレータープログも計画されています。具体的な情報は公式ウェブサイトで公開される予定で、新たなスタートアップや研究機関が参入することで、モビリティの発展に寄与することが期待されています。
Woven Cityのオフィシャルローンチは2023年9月25日に決定しました。Inventorsと共にモビリティの拡張に向けた実証実験の第一歩を踏み出し、新たなヒトや社会の未来が一層色づくことが期待されます。トヨタのビジョンが現実のものとなる瞬間を見逃さないでください。
詳しくは「トヨタ自動車株式会社」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
