2023年の猛暑対策として、ファミリーマートが熱中症対策の義務化に取り組んでいます。その中で、初の「健康白書」を発行し、健康経営の重要性を訴求。果たして、どのような施策がとられているのでしょうか?
健康経営の新潮流
ファミリーマートは、2019年から推進している健康経営の一環として、最近施行された「職場での熱中症対策義務化」に応じて、社員と加盟店の安全を確保するための新たな取り組みを加速させています。この義務化に伴い、同社は全社一丸となって、具体的な施策を導入しました。
主な取り組みには、社内イントラネットや衛生委員会を通じた熱中症の周知が含まれています。また、加盟店向けには具体的な対応策が示されるなど、企業全体での動きが見られます。店舗では、熱中症まとめレポートや注意喚起動画の配信が行われ、また、健康管理をサポートするために設置された給茶機には水分補給を促すPOPも掲示されています。
これらの施策は、単なる熱中症対策にとどまらず、社員の健康維持にも貢献するものです。ファミリーマートは、猛暑を乗り越え、業務効率化と節電を図る取り組みとして、特定の期間に『ファミマサマータイムを導入し、早出勤を奨励しています。
さらに、今回初めて発行された「健康白書」では、健康経営に対する明確なビジョンが示されています。この白書には、過去6年間の健康経営活動や新たに浮かび上がった健康課題が詳細にまとめられています。特に、20代・30代における健康課題の発見は、今後の施策に大いに影響を及ぼすでしょう。
ファミリーマートは、今後も健康経営の推進に注力し、社員の健康意識を向上させるための活動を続けていきます。企業としての責任を果たし、社会全体の健康維持に貢献する姿勢は、多くの企業にとっての模範となるでしょう。
詳しくは「株式会社ファミリーマート」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權