名刺発注業務の非効率が明らかに。約8割の現場担当者が抱える負担感と、それに対する経営者の無関心は、企業のDXを難しくしています。一体、何が両者の意識を隔たらせているのでしょうか?
現場の叫びと経営者の温度差
名刺は企業の顔とも言われますが、その発注業務は多くの担当者にとってストレスを感じています。株式会社オンデオマによる最新調査によれば、名刺発注業務を通じて「誤字・脱字」「デザインのズレ」「納品遅れ」などのミスが頻発しているとのこと。


実際、回答者の約62.8%が役職や氏名以外の誤字・脱字を経験したと回答しています。更には、約8割の担当者が名刺発注業務に対して「非常に負担だ」と感じている一方で、経営者はその問題を認識していない現状があります。

この認識のギャップはどこから来ているのでしょう? 約80%の経営者が、現場からの報告をほとんど受けてないと答えています。名刺発注業務は小さなタスクと見なされがちで、報告のハードルが低いとは言えません。おもしろいことに、名刺発注業務のDX化について約8割の経営者が「必要ではない」と感じているという結果も出ています。

「コストがかかりそう」との懸念や「現状に大きな不便を感じていない」がその要因です。しかし、実際には業務効率化が進むことで長期的にはコスト削減につながる可能性が高いのです。
名刺発注業務の合理化には、直感的に操作できるツールや、ミスを防ぐ機能、スムーズな承認フローが求められています。これらの機能が備われば、業務負担の軽減にもつながり、現場のストレスも軽減されるでしょう。
詳しくは「株式会社オンデオマ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部 權