株式会社ドローンネットが新たに発表した「Ethernet Switch Box」は、576のEthernetポートを搭載した高密度設計のネットワーク機器です。この製品は、特に限られた設置スペースでの大規模ネットワーク構築を可能にすることを目的としています。
従来の48ポートスイッチに比べ、約6倍の体積効率を実現した本スイッチボックスは、ポート数の拡充が求められる現場において絶大な効果を発揮します。340mm×250mm×300mmのコンパクトなサイズと、3kg以下の軽量設計であり、設置場所を大幅に節約します。この特徴は、特にスペースが限られるデータセンターなどでの使用において大きな利点となります。消費電力は200W以下で、100V入力に対応。電力消費を最小限に抑えることで、運用コストの削減に貢献します。
従来のスイッチは19インチラック・1Uの制約内で最大48ポートが限界でしたが、ドローンネットはこの状況に囚われず、高密度かつ柔軟なネットワーク構成を可能にする製品を開発しました。72ポートのEthernetスイッチ基板を積層する革新的な設計って、今までにない高密度なポート数を実現しました。
本製品の導入により、約6倍のポート密度で設置スペースを節約できるため、より効率的なレイアウトが可能となります。また、簡素化されたケーブル配線により、接続ミスの防止と保守負担の軽減が期待されます。全体としてシステム運用コストを大幅に削減することができるため、長期的な視点での投資価値がさらに向上します。
株式会社ドローンネットは、本製品を通じて日本市場での一定のシェア獲得を目指します。高密度Ethernet Switch Boxは、IoT時代の進展に伴うネットワークニーズの多様化に応えるソリューションとして、力強く市場に登場します。
詳しくは「株式会社ドローンネット」の公式ページまで。
レポート／DXマガジン編集部小松
