ITコンサルタントとしてのフリーランス市場が急速に変化しています。未曾有のDX推進に伴い、報酬水準や働き方に何が起こっているのでしょうか?その流れを把握して、次のステップに進みましょう。
フリーランスITコンサルタント案件の最新動向
近年、企業のITコンサルニーズが急増しており、フリーランスコンサルタント市場も活況を呈しています。株式会社オーバーサイパートナーズが発表した『ITコンサルタントの案件動向レポート(2025年6月版)』によると、フリーランス市場の状況は見逃せないものばかりです。

本レポートでは、2025年6月から7月にかけての案件情報をもとに、主要4プラットフォームで募集された195件の案件を分析しました。その結果、業務改革やPMO案件が全体の30%を占めるなど、特定の分野に集中した傾向が見られました。

また、報酬水準のボリュームゾーンは80~160万円で、特に120~130万円の案件が多数を占めています。この価格帯は、業界内での競争を反映していると考えられます。

働き方についても注目したい動向があります。約7割の案件でハイブリッド勤務が採用されておりリモートワークの普及は進んでいます。フルリモート案件が21%を占め、出社を完全に求める案件はわずか14%と、働き方の柔軟性が高まっています。

このような変化は、業務支援やDX推進に寄与する業務改革のニーズとも連動しているのかもしれません。具体的には、SAPやAWSといった特定の技術に関連する案件が多く見られ、それぞれの市場トレンドを反映していると考えられます。
ITコンサルタント市場は、今後も変化を続けることでしょう。新たな機会を捉えるために、この情報を参考にしてビジネス戦略を立てることが重要です。
詳しくは「株式会社オーバーサイパートナーズ」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部