「資さんうどん」にマニュアル作成・共有システム「Teachme Biz(ティーチミー・ビズ)」が導入されることが決まりました。1976年創業の「資さんうどん」は、北九州市に78店舗を展開し、さらなる成長を目指しているうどんチェーンです。近年、中国や関西、関東への進出が進んでおり、今後の店舗展開に向けたオペレーションの効率化が求められています。
従来は紙マニュアルを用いて新人教育を行っていた同社ですが、「Teachme Biz」の導入により、効率的な教育プログラムを策定し、業務の標準化を図ることができます。将来的には2025年9月までに全店舗への展開を進める予定です。資さんでは「Teachme Biz」を用いて、以下のマニュアルを作成し、共有する計画です。
1. 店舗での接客業務全般
2. 全メニューの調理手順
3. 清掃やレジ業務などの店舗業務
すべてのマニュアルは26言語で展開され、外国人スタッフが業務を習得しやすい環境を整えます。これにより、業務内容の理解促進と教育効果の向上が期待されます。
「Teachme Biz」は、企業のマニュアル作成・管理を効率化するためのクラウド型システムです。このシステムを利用することで、生産性の向上や人材育成の効率化が実現し、顧客満足度も向上します。AIによる動画の自動編集機能やマニュアルの自動作成機能を活用することで、手順書作成にかかる時間を大幅に削減し、運用のスムーズ化が図れます。国内外で2,100社以上が導入しており、利用料金は月額59,800円(税抜)からとなっています。

資さんうどんの「Teachme Biz」導入により、業務の標準化と業務効率が飛躍的に向上することが期待されています。この取り組みは、店舗運営の効率化のみならず、人材育成や顧客満足度の向上にも寄与するものです。資さんが目指すさらなる成長に向けて、今後の展開が注目されます。
詳しくは「株式会社スタディスト」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松