ソースコードを読み取り、仕様書まで自動生成する開発AI「Jitera」が、ついにアメリカ進出。社員の7割が外国籍、英語を公用語とする同社が“AI開発の本場”に乗り込む理由とは?日本初の技術で世界の開発現場に革命を起こす挑戦が始まります。
ソフトウェア開発の未来はAIが導く──Jitera、アメリカへ本格展開
「ソフトウェアの次の時代をつくる」──そんな強いミッションを掲げる株式会社Jitera(東京都港区)は、AIによるシステム開発・改修自動化プラットフォーム「Jitera」のアメリカ支社を設立しました。
Jiteraは、既存ソースコードを解析し、自動で高精度な設計書を生成する“開発AIエージェント”。ドキュメント主導型の開発に最適化されたこのツールは、国内の大手企業を中心に導入が進み、2024年のローンチから売上も順調に拡大中です。
今回のアメリカ進出には以下のような背景があります。
- AIドキュメンテーション機能を活かした「モダナイゼーション」や「リバースエンジニアリング」への関心がグローバルで高まり、特に米国企業からの問い合わせが急増。
- AI・ソフトウェアの文化的中心地であり、世界最大規模の市場であるアメリカは、同社にとって“勝負所”。
- 社員の約70%が外国籍、英語が社内共通語という環境から、海外展開の下地が既に整っている。
アメリカ支社「Jitera Inc.」の代表には、同社CEOの栁澤直氏が就任。現地営業・サポート・アライアンス構築を直々に指揮します。
今後は、グローバル企業が求める機能の実装、パートナー連携、商談拡大を本格化し、「Jitera」を世界の開発現場のスタンダードに押し上げる狙いです。
詳しくは 株式会社Jitera公式サイト まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道