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約83%が孤独感で仕事やメンタルに悪影響。その「孤独感」の正体とは?


『Job総研』による調査で、社会人の69.2%が職場で孤独を感じた経験があることが判明しました。特に50代男性に顕著で、コロナ禍以降の対面機会の減少や雑談の希薄さが影響しています。孤独感の理由として「年齢・性別・価値観の違い」が38.6%で最多。孤独感は不安やストレスを増大させる他、職場への帰属意識やモチベーションの低下、転職を考える要因にもなっていることが示されています。問題を認識しながらも、具体的な対策を講じている人は少なく、多くが改善へ向けた行動を起こせていない現状です。孤独感軽減への対策が企業にとっても重要な課題であることが浮き彫りになりました。

パーソルキャリア株式会社が運営する調査機関『Job総研』は、576人の社会人男女を対象に「2025年 職場の孤独実態調査」を実施しました。この調査は、職場での孤独感がどのように変化しているのか、またその影響について深く掘り下げています。特に、コロナ禍を境に人間関係の希薄さがどのように影響しているのかを明らかにしています。調査の結果、全体の69.2%が職場で孤独を感じた経験があると回答しました。この数値は特に50代の男性に顕著で、コロナ禍以降の孤独感の増加が見て取れます。職場での対面の機会が減少し、雑談コミュニケーションが希薄になったことがその一因と考えられます。

職場で孤独を感じた経験ありと回答した399人に職場で感じた孤独感の中身を聞くと「年齢・性別・価値観が違う」が38.6%で最多となり、次いで「頑張りが誰にも届かない」が32.3%、「自分だけ周囲と“何か”が違う」が26.3%となりました。また、職場の孤独感が及ぼす影響を聞くと「不安・ストレスを感じやすい」が40.1%で最多となり、次いで「職場への帰属意識が下がる」が38.3%、「モチベーションが下がる・転職を考えるきっかけになる」が同率で37.1%となりました。

孤独感を軽減するための具体的な対策を講じている人は少なく、最も多かった回答が「特に何もしていない」でした。この結果は、孤独感への諦めを示唆しています。多くの人が問題を認識しながらも、その改善に向けた行動を起こせていないのが現実です。孤独感は退職を考える大きな要因の一つで、調査対象の66.7%が職場の孤独感によって退職を検討したことがあると答えました。これは企業にとっても重要な課題であると言えるでしょう。「2025年 職場の孤独実態調査」によって職場の孤独感がいかに広がりつつあるかが明らかになりました。特に、コロナ禍以降の影響は深刻であり、改善策を講じる必要があります。

詳しくは「パーソルキャリア株式会社」の公式ページまで。
レポート/DXマガジン編集部小松

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