メルクバイオファーマ株式会社が全国の20〜40代男女3万人を対象に実施した調査で、働く女性の45%が「子育てと仕事の両立はキャリア形成にマイナスの影響がある」と感じていることが明らかになりました。また、子育てと仕事の両立ができる「ファミリーフレンドリー」な企業に魅力を感じる人は71%に上ります。企業の支援体制や社会の理解が求められる中、働く世代のリアルな声に迫ります。
子育てと仕事の両立に課題を感じる働く女性たち
メルクバイオファーマ株式会社が実施した調査によると、働く女性の45.2%が「子育てと仕事の両立はキャリア形成にマイナスの影響がある」と感じていることが分かりました。また、子育てのために退職した女性は14.0%に上り、働く女性の3人に1人(35.7%)が子育てのために退職・転職・異動を経験しています。
子育てと仕事の両立における悩みとしては、「経済的な負担」(61.4%)、「時間的制約」(61.1%)、「体力的な負担」(57.0%)、「精神的な負担」(53.6%)が挙げられています。また、子どものイベントで有給を取得したいと考える人は77.7%いるものの、実際に取得できたのは55.3%にとどまりました。
一方で、子育てや介護と仕事の両立ができる「ファミリーフレンドリー」な企業に魅力を感じる人は71.4%に上り、特に30代女性では84.0%が魅力を感じていると回答しています。企業の支援制度や職場の理解が、働く世代のキャリア形成に大きな影響を与えていることが伺えます。
詳しくは「メルクバイオファーマ株式会社」まで。
レポート/DXマガジン編集部 海道